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村田歯科について

〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-1-6 菱進横浜ビル3F

TEL:045-314-0881

JR横浜駅西口・きた西口より徒歩1分

<< 横浜の歯医者 村田歯科 >>

Author Archives: murata

2024 夏季休診日のお知らせ

本年の夏季休診日につき お知らせいたします。

一般歯科・矯正歯科センターともに8月9日金曜日より15日木曜日まで休診させていただきます。

8月8日木曜日の診療は 午後6時までとさせていただきます。

 

 

まことに勝手ながらご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

新型コロナウィルスの感染者が再び増加の傾向です。皆様、感染症対策は怠らず熱中症にもご注意の上お過ごしください。

来院の際は、マスクの着用をお願いいたします。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター スタッフ一同

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:未分類

顎関節症 1 (症状と原因)

横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!

横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。

横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。

村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センターpc_26_03.gifでは、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。

暑い日が続いています。今年は例年になく熱い‼

エアコンを使用して、睡眠をしっかり取り、栄養の摂取と基本的な健康的生活に心がけましょう。

ここにきて、熱中症のみまらず、手足口病やら劇症型溶血レンサ球菌感染症やら、そして再び新型コロナウィルス感染症の感染者が激増しているようです。

いずれにしても同様の感染対策、マスクの着用・手洗い・うがいが重要ですので気を緩めないようにしましょう。

ご来院の際は、マスクの着用をお願いいたします。

 

 

顎を動かすと痛い あくびをすると痛い、音がする 口が開きにくい。一生の間には多くの人が経験すると思います。

 

 

いわゆる顎関節症である場合と、関節周囲の炎症による場合があります。

 

口を開こうとすると顎関節(耳の穴の前付近)や頬のあたりにある顎を動かす筋肉に痛みを感じたり、それにより大きく口を開けられなかったり、口の開け閉めで顎関節に音がするなどの症状が出ます。

 

音がすると顎関節が耳のすぐ隣にあるために気になってしまいますが、治すためには手術が必要になるので、音だけならば手術や治療をする必要はないでしょう。音だけの症状は、20%くらいの人にあると言われています。

また顎関節や顎を動かす筋肉の痛みや顎関節症によって口が開けにくい場合でも、治療が必要なのは5%程度と推定されています。

 

また、これらの代表的な症状のほかにも、頭痛、首、肩・背中などの全身の痛み、めまい、耳鳴り、目の疲れ、鼻づまりなど、全身のさまざまな症状を引き起こすこともあります。

 

☆原因

顎関節症は、かつてはかみ合わせが悪いことが原因とされてきましたが、現在は主たる原因と考えられておらず、様々な要因が重なり合って起こるとされています。

 

例えば顎関節の形態などに要因があるのならばこれを変えることはできないので、取り除くことができない要因もありなかなか難しいのです。

 

 

そのような中で最近言われている重要な因子と思われており、顎関節症の7割の原因とも言われているのが、歯列接触癖(Tooth Contacting Habit)略してTCHと呼ばれるものです。

これは、1日のうちで上下の歯の接触している時間は通常16~17分なのですが、本来必要でない時に上下の歯を噛み合わせている癖を生じているもので、特に仕事上パソコン作業をしているような何かに集中している時に起こりやすい癖です。

 

 

歯を噛み合わせた状態は、顎関節およびその周囲の顎を動かすための筋肉が常に緊張状態にあり負担がかかります。

この癖を治すことによって大部分の顎関節症が軽減することがわかり、最大の要因とされています。

次回 治療法についてのお話をしたいと思います。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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歯と認知症

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暑い日が多くなってきました。

梅雨にも入りうっとおしい季節です。熱中症に気を付けてお過ごしください。

 

昨年でしたか、歯周病と認知症に関連性があることが研究によって明らかにされました。

 

数年前には、ラットの実験において歯の喪失が脳細胞の減少をもたらすこともわかっています。

 

ひとにおいて、自分の歯でガムを噛んでもらう咀嚼によって「大脳基底核」・「前頭前野」など認知機能や記憶学習をつかさどる部位の賦活が認められました。しかし、歯を使わずに顎だけを動かしても同様の部位に賦活は認められませんでした。

つまりは、脳が活発に機能するためには歯を使った咀嚼が重要であることが分かったのです。

 

 

一方、歯科医師会の提唱する「8020」(80歳で20本の歯を残すこと)を達成した患者と歯が無い高齢の患者の脳を比較したところ、歯のない患者は記憶をつかさどる「海馬」や運動調節や感情をつかさどる「尾状核」、単語認知や数字認知をつかさどる「紡錘状回」に縮小が認められたそうです。

歯の喪失は、脳の活動だけでなく、記憶、感情、認知機能に関係する部位に脳細胞の減少をもたらすのです。 💡

 

疫学調査でも、高齢者において歯がある場合と比べてない場合の認知症リスクは高いことが分かっています。

 

歯を喪失しても、義歯を装着し使用することで脳機能はある程度改善することはわかっていますが、自分の歯が残っていることにはかないません

 

また、歯が失われることで食生活にも変化がおき、摂取する栄養素の偏りによって認知症への影響も起こりうるのです。

 

☆そういった意味で、自身の歯を喪失しないよう、長くいつまでもご自身の歯で食事ができるようにメンテナンスすることは重要で、認知症だけでなくそのほかの全身疾患を予防するうえでも重要です。

 

かかりつけ歯科医院を持ち定期検診を受けるようにしましょう

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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日付:  カテゴリ:予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連 and tagged

受診と歯の本数の関連性

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6月です。

今年も今月ではや半年 ホントに早い と思うのは私だけでしょうか?

 

歯科関連製品でおなじみのサンスターなどの調査により「歯科受診と歯の本数の関連性」について、20歳から70歳までの約23万人の大規模な解析データが報告されました。

 

この調査によると、口腔内に「歯が痛い」などの不具合があった時のみ歯科受診する人に比べ、定期的に歯科検診の受診をしてメンテナンスをしている人たちでは、70歳以上で4~5本歯の残存本数が多く、40歳以上のすべての年代で後者の方が有意に残存歯数が多いとのことでした。

 

また、喫煙者や糖尿病のコントロールが悪い人も年齢が高くなるほど有意に歯の本数が少ないことも分かったそうです。

 

➡ つまりは、普段から口腔内の健康管理のために定期的に歯科医院を受診している人は、単に具合の悪い時だけ歯科受診している人に比べて歯の本数が多いことがわかったということです。

定期的に歯科医院を受診し検診とメンテナンスを受けて口腔の健康を保つことが歯を喪失することを防ぐことに重要であることが裏付けられました。そしてこれは、全身の健康にも影響を与えるものです。

 

できるだけかかりつけ歯科医院を持って、定期的なメンテナンスを受け、口腔および体の健康を維持させましょう。

私たちも、そのお手伝いができれば幸いです。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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歯にまつわる誤解

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歯に関する誤解や、世間的に言われている間違った話題についてです。

 

 

☆甘い物(お菓子)を食べなければ虫歯にならない

 

子供のころ、親から「お菓子ばっかり食べてると虫歯になるよ!」と言われたことがありませんか?確かにお菓子は虫歯の原因となります。

しかし、お菓子だけが虫歯の原因というのではなく、原因となる糖分はごはんやパン、果物などにも含まれており食材の多くに存在します。

虫歯の予防には、それらお菓子や糖の摂取量が問題ではなく、食べ方や時間 例えばだらだら食べっぱなしや飴などを口に入れっぱなしなど口腔内の停滞時間、そして摂取後の清掃つまりは歯磨きが重要です。

 

 

☆妊娠・出産すると歯がボロボロになる-

 

妊娠・出産後、お母さんは赤ちゃんに歯のカルシウムを取られてしまうから歯がボロボロになると聞いたことがありませんか?

すでに完成しているお母さんの歯から赤ちゃんにカルシウムが吸い取られることはありません

しかし、出産後に口腔内の状況が悪化することは実際にあります。

 

虫歯については、一番の要因としては「つわり」でこれによって胃酸が口腔内に上がってきてしまい、この酸によって歯牙が溶かされてしまうことが原因です。つわりのひどい方は直後に口をゆすぐだけでも良いです。また、他に気を取られることが増え、歯磨きがややおろそかになってしまうこともあるかもしれません。

 

また歯周病は、妊娠中にホルモンバランスの乱れによって妊娠性歯肉炎が起こりやすく、これにより歯肉出血があると歯磨きが不足してしまうことなどから、出産後歯周病に発展してしまうことがあります。

➡ ですから、赤ちゃんのせいではありません!

 

 

 

☆乳歯は生え変わるから虫歯になっても大丈夫

乳歯はどうせ抜けて永久歯になるまでの間だから虫歯になっても大丈夫と思っている方がいるようですがそんなことはありません。

 

乳歯で食事をとっている年齢の期間は、虫歯などで咀嚼がうまくできなかったりすると消化器系への負担などから栄養摂取がうまくいかず成長や顎の発育に影響があったり、永久歯の形態や歯並びに悪影響を及ぼしたりするので、生え変わる乳歯といえど重要です。

 

☆歯の汚れを落とすには強く磨く、歯磨ペーストを多く使う

歯ブラシは強く当ててゴシゴシ大きく動かしても汚れはむしろ落ちにくくなります。

➡ 強く当てると毛先が開いてしまうので汚れをかき取りにくくなり、大きく動かすと歯の間などのくぼみの汚れが取れません。

 

ブラシは軽く当てて時間を長くやることです。

また、歯磨ペーストはたくさん使う必要はありません。むしろ大量に使用すると含まれる香料などの清涼感によりスッキリ感が出てしまい、歯垢の除去が実際はできていなくても歯磨きを終えてしまったり、研磨剤により歯肉・歯牙のすり減りを起こしかねません。

 

歯磨きは力を入れずに軽く当て細かく動かして、歯磨ペーストは少量でなるべく長くブラッシングをするようにしましょう。

 

?と思ったら、聞いてみよう 😀

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正センター 一般歯科担当 岡田一記

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日付:  カテゴリ:予防歯科・デンタルケア, 赤ちゃん・子供の治療, 結婚・妊娠・出産, 歯科医療全般・全身との関連, 虫歯(症状・治療など), 歯周病(症状・治療など)

歯が生える薬

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このGWに「歯が生える薬」の実用化に向け、人に投与する治験を開始するという報道がありました。

もし実用化されるなら、歯科にとって一大転換とも言える治療法になります。

大阪の医学研究所北野病院と京都大学発のベンチャー企業「トレジェムバイオファーマ」などの研究チームが京都大学附属病院にて医師が主導する治験を開始し、「先天性無歯症」の治療につなげたいということです。

 

「先天的無歯症」とは遺伝的な要因により歯が6本以上少ない症例で、国内での患者は人口の0.1%程度です。顎骨の発達時期の幼少期から歯が無いため義歯やインプラント治療は困難であり、食べる機能が低下することで顎骨の萎縮など成長にも悪影響があります。

 

サメの歯は何度も生え変わるのに、人の歯は永久歯が抜けると新しい歯は出てきません。 :mrgreen: 

 

これは人の歯の成長を抑制するたんぱく質によるものであることを見つけ、この機能を阻害する抗体によって新たな歯が生えることが動物実験で確認され、薬として応用できるよう研究が続けられて来ました。

 

第1段階として、歯が数本程度欠損している人を対象に投与をし安全性の確認を行い、その後実際の患者に投与し効果をみて6年後の実用化を目指しているそうです。

 

今後は高齢化社会の食べる機能の低下(オーラルフレイル)の改善をも目指して、虫歯・歯周病・外傷などによる後天的な欠損に対しても歯を再生させることで、高齢者も自分の歯で食事ができるようにしていければとのことです。

ちなみに、ベンチャー企業の「トレジェムバイオファーマ」の「トレジェム」とは歯の再生治療薬を意味する英語「Tooth Regeneration Medicine」から抜き出した「ToRegeM」だそうです。

 

💡 実現するといいですね・・・

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

 

 

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知覚過敏について

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暖かい良い季節にやっとなってきました。

しかし今年も暖かいを通り越して暑い季節にいきなりなりそうですね。 :mrgreen:

暑さに体が慣れていません。くれぐれも熱中症にお気を付けください。

 

知覚過敏は、虫歯が無いにもかかわらず主に冷たいものを口に含んだ際に数秒キーンとした痛みが出る場合をいいます。食事や飲み物、歯みがきなどの刺激によって一時的に起こるものです。

 

💡 歯の頭の部分(歯冠)の表面はエナメル質という知覚が無い部分がガードをしておりその下に象牙質と呼ばれる知覚のある層がありその内側に歯髄という神経・血管などが存在する部屋があります。

歯の根(歯根)の部分はエナメル質が無く歯肉とその下にある骨(歯槽骨)により象牙質は隠されています。

 

象牙質には象牙細管という神経の枝が歯の外側に向かって走行しておりその末端をエナメル質あるいは歯肉が通常覆って刺激を遮断しています。

 

原因

歯冠部では何らかの原因でエナメル質が剥がれたり、歯根部の歯肉が退縮すると、象牙質が露出して外部刺激が神経に伝わります。

 

冷たいものや熱いものの刺激や歯磨きの際の毛先が象牙質の象牙細管に触れた刺激が、痛みとして脳に伝わることにより知覚過敏が起こります。

 

 

知覚過敏はその痛みが不快なだけでなく、それにより食べ物がしっかり噛めなくなって顎関節や消化器官に負担を与えたり、歯磨きが十分にできずに虫歯や歯周病の悪化を招くことになります。

 

☆エナメル質が失われる原因としては、歯磨きによるすり減りや物を噛むことや歯ぎしりなどによるすり減り(咬耗)(磨耗)などによって起こります。

 

☆根面の露出は、歯みがきが強すぎることによるすり減りや、歯周病、歯ぎしり・食いしばりなどから起こってきます。

 

☆ホワイトニングの副作用として発現することもあります。

 

治療

 

●知覚過敏防止用の薬の塗布  各メーカーより種々の薬が出ていますが以前に比べて効果が期待できます。

 

●象牙質のコーティング  象牙質が咬耗や磨耗により露出して場合には歯科用の樹脂によりコーティングして刺激の遮断をします

 

●咬合調整

 

●歯ぎしりや噛みしめの場合には噛み合わせの調整やマウスピースの装着

 

歯周病による2次的な知覚過敏であれば、歯周病治療を行った上で知覚過敏に対する上記のような治療が必要となります。

 

 

●耐えられない痛みであれば、神経を取る治療となってしまいます。なるべくならば、歯にとって神経があることはメリットですので、様々な治療を試みたうえでの最終手段です。

 

 

セルフケア

 

市販されている知覚過敏用の歯磨き粉の使用

知覚過敏を軽減する成分を含み、継続的に使用することで症状が和らぐ場合があります。

 

硝酸カリウム 神経の反応が鈍感になり痛みを軽減する作用がありますが、即効性が

ある代わりに持続性がありません。

 

乳酸アルミニウム 象牙細管の末端を覆うことで症状を軽減しますが、即効性が無く効果が発現するまでに時間を要します。

 

 

歯の神経の状態がどのような状況にあるかは、私たちが歯を診てもレントゲンを撮ってもわかりません。

できるかぎり神経を取らずに残すように様々な手段を尽くして、いよいよ我慢できない痛みなのであれば前述のように神経を取ることになるでしょう。

この我慢ができない痛みというのも、私たちには客観的に確認ができません。

ですので、治療は様子を見ながらということになります。

 

強い冷刺激や熱刺激は禁物ですが、適度な刺激は神経自身が防御反応を起こし知覚過敏を防止するように神経の入っている部屋の内壁を厚くしますのでこれができてくると治まってきます。

これからの季節、冷たい物が欲しくなってきます。知覚過敏だけでなく、虫歯ということもあるので、しみることが続くようであれば一度歯科医院へ・・・

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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2024年GWの診療について

ゴールデンウイーク中の診療は、一般歯科は土曜・日曜・祝日が休診日の暦通りとなります。

したがって、

休診日は 4月27日土曜日~29日月曜日

     5月3日金曜日~6日月曜日

 

4月30日火曜日 5月1日水曜日 2日木曜日は、通常通り診療いたします。

 

 

なお、矯正歯科 村田歯科 横浜矯正歯科センターは、

4月29日月曜日は祝日ですが、臨時予約診療日となります。

なお、5月2日木曜日は臨時休診となります。

 

よろしくお願い申し上げます。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター スタッフ一同

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日付:  カテゴリ:お知らせ・医院情報

見逃すな!歯肉の出血

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昼間はすっかり暖かくなりました。

桜はやはりいいですねぇ 😀

でももう終わりでしょうか?儚い 😥

 

歯みがきをすると血が出ませんか?

意外と歯肉出血が続いていてもあまり気に留めていない方が多いように感じます。(>_<)

一般的に歯肉からの出血が継続的にある場合は歯肉炎を引き起こしていることによるものが多いので、さらに進行して歯周病ということもあります。

ブラッシングはしているんだけれど、歯肉からの出血が続いているという時は、気づかないうちに歯周病が進行していることがあります。

 

歯周病は物言わぬ病気(サイレントディジーズ)と言われ、ほとんど自覚症状が無く進むことが多い病気です。歯肉の出血はそのうちの数少ない自覚のできる症状です。

これを見逃さないようにすることはその後の歯の寿命に影響する可能性があります。 💡

 

名の通り、歯の周りの歯を支持しているところの病気であり、進行することによって歯は支えを失っていき「抜歯」が終末処置になります。

 

➡ ご自身の歯をどれだけ長く使い続けられるか、いつまで自分の歯で噛むことができるかはほぼ歯周病の進行に左右されると言っても過言ではありません。

 

また、歯周病は全身疾患にも影響があることが近年注目されてきており、医科における手術前に口腔ケアの依頼を受けることも最近はしばしばです。

 

心臓疾患・脳血管疾患・糖尿病・リウマチ・認知症など影響は多岐にわたります。

歯周病に関しては折に触れ過去にも書いてきていますのでご覧になってみてください。

 

また歯肉出血は、口内炎と鑑別しにくい初期の口腔がんにも注意が必要です。

 

💡 歯肉の出血が続く時には、早めにかかりつけの歯科医院を受診しましょう。 😛

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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舌苔について

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いよいよ本格的に春でしょうか?

桜の開花宣言もされ、次の土日くらいが満開見頃でしょう。

花粉症の方々はまだまだつらい時期かと思います。なんとか乗り切りましょう 😛

 

先日、舌苔を気にされていた患者さんがいましたのでそのお話です。

 

舌苔とは、舌の表面に付着した苔状のもので上皮から剥れた垢のことを指します。

舌には糸状乳頭という凹凸が多数あって、そこに細菌や口腔粘膜の剥がれ落ちた角質片(落屑)が付着して白い苔状の物を言います。

 

薄く付着したものは正常ですが、厚くなってしまうと細菌が増殖して口臭や誤嚥性肺炎の原因になったり、味覚異常、舌炎の原因となることもあります。

 

☆原因

通常舌の汚れは舌が動くことで食べ物や上顎口蓋(口腔内の上の天井部分)との摩擦によって除去されますが、柔らかい物ばかり食べてあまり咀嚼をしなかったり、舌を食事時に動かさなかったり会話が少ないなど舌の動きの低下により舌苔が付着してしまいます。

口腔内の清掃不良により細菌や落屑が付着します。

 

他に糖尿病・シェーグレン症候群など全身疾患による唾液分泌量の減少、薬による副作用、脱水、ストレス、加齢による唾液分泌量の減少に原因することもあります。

 

☆症状

舌表面は白色、黄褐色または黒色の苔状に見られます。

通常は無症状ですが、前述のように舌苔が厚くなってくると口臭や味覚障害、接触痛など舌炎の症状が出現することがあります。

黒色のものは黒毛舌と呼び、抗生剤の長期服用などによって口腔内の細菌のバランスが崩れることによって起こる症状です。

 

☆治療

全身疾患が原因の場合その治療

固形物をしっかり咀嚼したり、会話をなるべくすることで、できる限り舌を動かすようにしましょう。

物理的に舌苔を除去する。舌ブラシや柔らかい歯ブラシによって強くならないように優しく表面を撫でるように清掃してください。

➡ 過剰に強く力が入りすぎないよう注意してください。舌表面が傷つき出血し逆に舌苔が付着しやすくなってしまうことがあります。

 

☆鑑別

舌苔との鑑別が必要な白色の疾患は、口腔カンジダ症や白板症などです。

口腔カンジダ症は、口腔常在菌である「カンジダ」というカビの一種によって起こる感染症によって起こる口内炎です。

💡 免疫力の低下やステロイド剤の長期使用、菌交代現象(抗生物質を長期に使用することで、投与した抗生物質に感受性のある細菌のみが死滅し、耐性菌が生き残る現象)などにより、カンジタ菌が増殖することによって発症します。

口腔カンジダ症は、舌だけでなく頬粘膜や口蓋にも出現します。

 

一方、白板症は、舌では舌の縁に生じることが多く、ガーゼなどで擦過しても除去できないのが特徴で、粘膜上皮の肥厚や粘膜の角化亢進などにより生じます。

口腔潜在的悪性疾患とも呼ばれており、その後は悪性化する可能性がある疾患です。

 

口腔カンジダ症や白板症などの鑑別には、口腔外科等で綿棒のようなもので拭う細菌検査や、舌の一部を採取して病理検査を行う生検をする必要があります。

 

いずれにしてもとりあえずは歯科医院を受診し、場合によっては口腔外科で診断治療をしてください。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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午前診療
10:00∼12:30
× ×
午後診療
14:30∼19:00
× ×
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