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Category Archives: 噛み合わせ・顎関節症

妊娠中 薬 歯への影響

 

今年の夏は、ほんとに猛暑ですね。しかも7月初旬から・・・・

 

熱中症にも気をつけないといけないし・・・・

 

冷房効きすぎ!水分取りすぎ!で、夏風邪にも注意が必要です・ 

 

先日、風邪気味です(><;)

と妊娠中の方から、ご質問をいただきました。

 

薬を飲むと赤ちゃんの歯に影響がでますか?

 

と・・・・・・

 

そこで、今回「妊娠中の薬の服用、歯への影響」についてです。

 

答えは、

「 影響がでる場合があります。 」

 

です。

 

妊娠中にお薬を服用することは、多かれ少なかれ、赤ちゃんの歯に影響を及ぼすことがあります。また、歯だけでなく、全身的な影響を与えることもあるので、基本、服用しない方向で考えます。

 

注意すべきは、特に妊娠初期です!これは、お薬だけでなく色々なことにいえます。

 

たとえば、レントゲン撮影による放射線被爆の影響などもそうですね。

 

どうしても、薬の服用やレントゲン撮影が必要な場合は、かかりつけの産婦人科の先生と相談することが必要です。

歯への影響に関して言うと、歯は妊娠中から出生時まで形成されています(このときは乳歯です)。

 

この時期に薬を服用すると影響がでる可能性があります。

 

とくにテトラサイクリン系の抗生物質は胎児に移行し骨格や歯に沈着し、歯を黄色に着色させますので、注意が必要です。

 

この影響は永久歯の形成期も起こります。

 

 

代表的なものとしては・・・・

いわゆる「テトラサイクリン歯」というものです。

テトラサイクリン

歯自体は、問題ないのですが、色が、こげちゃと黒の入り混じったような色で、黄土色~黄色の横縞もあります。

 

いまでは、テトラサイクリンは、子供には使用禁止になったため、最近はほとんど無いと思いますが・・・・

 

 いずれにせよ、妊娠中にお薬を服用する必要が無いよう!心がけることが大切です。

 

お口のなかでも、虫歯や歯周病などにならない為にも定期的な健診が必要です。

 

赤ちゃんを授かったら、まず!

 妊婦歯科健診を受けましょう。

妊婦健診

ちなみに、横浜市の 

横浜市妊婦歯科健診実地医療機関」 では、1回無料で健診が受けられます。

(当院も指定医療機関です)

 

 

まだまだ、始まったばかりの暑い夏!体調管理には、くれぐれも気をつけてください。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 赤ちゃん・子供の治療, 結婚・妊娠・出産

頬が痛い 目の下が痛い 鼻の奥が痛い

 

もうスグ7月です。

GW過ぎたかと思うとすぐ夏休み!夏本番です。

早いものですね。

 

ところで、私事ですが先々週、少々風邪を引いたのですが・・・

 

その後、風邪は治るものの、痰が絡むせきが時々出ていました。

 

その後、ある日突然、鼻が詰まりだし、頬や目の下に

 

「ジーン」とした痛みを感じるようになり、さらに痛みが増してきました。

 

鼻が溜まる感じが続き、鼻をかむと膿状のものが出てきます。

微熱も続いています。

 

私自身、少々「副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)」の症状があり、耳鼻科に言っています。

 

どうやら風邪を引いた際にこの副鼻腔炎が悪化したようです。

 

炎症が広がり悪化したようです。

 

これは炎症が上顎洞まで広がったか?

 

マズイ・・・・・・  (あわてて抗生物質と消炎剤を服用しました)

 

それは・・・・・・

 

上顎洞炎」です。

 

今回、この「上顎洞炎」がどんなものなのかお話したいと思います。

 

 

まず、副鼻腔とな何なのか?説明しますと・・・・

目の上にある「前頭洞(ゼントウドウ)」、内側にある「篩骨洞(シコツドウ)」「蝶形洞(チョウケイドウ)」、その下にある「上顎洞(ジョウガクドウ)」というこれらの空洞のことを言います。

 

鼻から出る粘液は、副鼻腔から鼻の穴につながる細い管を通って分泌されます。

 

この粘液が副鼻腔に溜まって膿んだ状態を、副鼻腔炎と言います。これがいわゆる蓄膿症のことです。

 

鼻の粘膜は1日たくさん出ています。そして、のどに流れ込んでいます。普段は全く気になりませんが、細菌やウイルス性の風邪などに罹ると、鼻の中が炎症を起こして腫れ、粘膜の流れが妨げられ、溜まりやすくなるのです。

 

今回の私の場合は、この状態でした!

 

 

多くの副鼻腔炎の原因はウイルスや細菌、アレルギーによって「」からくるものです。

 

その他、口の中の「歯」が原因で副鼻腔の1つである上顎洞に炎症を起こすことがあります。

 

上顎洞炎」 「歯性上顎洞炎症」といいます。

 

歯が原因の上顎洞炎は全体の1~2割程度です。多くは鼻腔内の炎症からくるものです。

 

まとめて言うと・・・・・

 

副鼻腔炎の多くは、鼻から来るものですが、時折、歯が原因で起こるものもあり、それを「上顎洞炎」といいます。

 

 私の場合はもともとの「副鼻腔炎(鼻が原因)」が風邪で悪化!炎症が上顎洞まで拡散し、頬や鼻の痛みとして現れたようです。

 

この上顎洞炎の症状と原因について説明します。

<症状>

  • 鼻づまり
  • 鼻漏(黄色や緑っぽい膿状の鼻水)
  • 異臭
  • 頬(目の下、鼻横や奥)の痛み
  • 発熱
  • 倦怠感
  • 歯痛

 

 

<原因>

  1. むし歯を放置し続け歯の根から上顎洞内に菌が侵入
  2. 歯周病が進行し、原因歯の回りから上顎洞内に菌が侵入
  3. 虫歯や歯周病により、保存できなくなったなど抜歯によって口と上顎洞がつながる

 

 

この場合は、特に上アゴの奥歯で起こりやすく。奥歯の根っこの先端と上顎洞が非常に近い構造であることに原因があります。

上顎洞炎について

 

上記のレントゲンで、赤丸で囲んだ辺りが、上顎洞です。上アゴの奥歯で、根っこの先端が近接もしくは突き出しているのがわかります。

 

もし、症状がでたら、もちろん耳鼻科も受診したほうがいいですが、

 

歯の方も治療跡がないか?

放置した虫歯がないか?

歯ぐきがいたくないか?

 

確認のため歯科も受診してください。

 

鼻が原因の場合は、耳鼻科での治療になりますが、歯が原因の場合は、耳鼻科だけで治療しても治りません。歯の治療もあわせて必要になります。

 

今回、私は鼻からくる副鼻腔炎でしたが、非常に辛い思いをしました。なんとも言えない、ズキズキした痛みが続きます。尋常じゃないくらい鼻が出ます。

 

今回の出来事を経験して、副鼻腔炎や上顎洞炎について、歯科領域からも、情報をお伝えしようと思い今回の記事にしました。

 

私は現在も、薬を服用中です。時々まだ鼻の奥が重たい感じがあります。まじめに耳鼻科に通います。

 

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

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日付:  カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 噛み合わせ・顎関節症

差し歯が取れた!!

 

前歯の差し歯が取れた!!! 緊急事態! かっこ悪いし(>_<)

よくいらっしゃいます。

「すぐ着けてください!」たいていの方 そうおっしゃいます。

 

 

取れるには取れるだけの何か理由があります。それをきちんと見極めた上でそのまま着けなおすのか、それとも作り直すのか判断しなければなりません。

 

差し歯」ですが、私たちの用語には差し歯というものはありません。おそらくこれは昔の前歯の作り方から由来したものだと思いますが、昔と今では作り方が若干変化しているので本当は「差し歯」という言い方は適当ではないと私は思います。

 

 

普通 奥歯(小臼歯・大臼歯)の場合、あまり差し歯という言い方はしないと思います。奥歯の場合は「被せ物をする」と言うと思いますが、基本的に前歯も奥歯も現在は作り方・構造は一緒です。

 

虫歯によって失われた歯質が多い場合に、神経を残したままで冠を被せる。あるいは神経を取った上で補強のための土台を入れてから冠を被せるという方法です。

 

ですから、前歯も「差す」と言うより「被せる」なのです。

 

 

さてでは、取れてしまった「差し歯」 取れた原因は・・・?

  1. 最初に着けた時、乾燥が不十分で水分が混入したり、血液や不純物が混入した。
  2. 差し歯の周囲に新たに虫歯ができた。
  3. 削った歯と作った差し歯があまり合っていなかった(不適合)。
  4. 咬み合わせが他の歯に比べ高く、強く当たっていた。
  5. 奥歯に、歯が無い抜いたところがある(欠損)のに何もいれていない。
  6. 歯の根が元々折れていた、または折れてしまった。
  7. 仮の歯だったり、仮止めだった。
  8. 歯の根ごと取れてしまった。(歯が抜けた)

 

主にこのような原因が考えられ、またそれらが複合していたり、4や5の結果6・8になったり、2や取れた結果で3の不適合になったりという場合もあります。

 

1の原因は取れた時点ではわからないので、他の原因が見当たらない時に想像でしかありませんが、この場合はそのまま着けなおしても大丈夫でしょう。

3の場合は調整すれば、また7の仮止めの場合、などは着けなおしが可能かもしれません。

5の場合は、付け直しはできるかもしれませんが抜けている歯(欠損)を入れて補わなければまた取れます。

 

それ以外はほとんど作り直しが必要です。

 

5の場合は、付け直しはできるかもしれませんが抜けている歯(欠損)を入れて補わなければまた取れます。

6の場合、歯を抜かなければいけないかもしれませんから8の場合と共にブリッジや義歯という全く今までとは違った治療になります。

 

 

原因から考えるとこのように付け直せないことの方が多いのです

 

治療に時間が掛かるかもしれません。余裕をもっていらしてください。

作り直しの場合は可能な限り、仮歯を入れてお帰りいただきますのでご心配なく・・・(^_^)/~

 

一般歯科  岡田 一記( Kazuki Okada)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 健康保険・医療費

乳歯 虫歯 放置はダメ!

 

 当院でも、小さなお子さんが来院致します。

乳歯のうちから、虫歯チェックや検診に・・・・・・・

乳歯のころから、予防!予防!

 

非常に良い傾向だと思います。

 

 

最近は、お母さん、お父さん向けの指導書や本も多く、また各地域で資料配布などを行っているところも多く、子供の歯の知識や教育も進んでいるように思います。私の住んでいる地域も様々な情報・資料をいただくことが多いです。

 

 

そんな地域の努力もあってか、近頃のお母さん方は、知識も向上してきています。

 

 

ですから、これから話すことは・・・・・

「そんなの当然」

「そんなのわかっています」

とか言われてしまいそうですが・・・・・・(汗)

 

 

一応!いちおう・・・・・・・「放置してはいけない乳歯の虫歯」についてです。

一応・・・・・・/(00;)/

 

 

乳歯はどうせ抜けるから、ちょっとの虫歯でも「まーいいっか?」とか、まだ考えている方はいらっしゃいませんか?それはとんでもない大きな間違いです。(><+)

 

乳歯は乳・幼児期に食べ物を食べるためだけのものではなく、顎や顔の成長発育に影響したり、永久歯の歯並びが悪くならないために重要な役割を持っています。

 

 

歯磨きや手入れが悪く、乳歯の虫歯を長期放置すると、歯はボロボロ!

 

さらさらに放置すると歯の根っこの周囲に膿みがたまります。

 

その下には、これから生えて来ようとしている、★キレイなキレイな永久歯★が居ます。

 

その永久歯はキタナいキタナい膿みを避けて異常な位置に生えてしまい、咬み合わせや歯並びが悪くなります。

 

 

時にはこの膿が、キレイなキレイな永久歯にダメージを与えることもあります。

 

 

その他、虫歯で乳歯が早く抜けてしまうとことになるとこれまた大変です。

 

 

永久歯と乳歯の交換期で、乳歯が抜け落ちた後にすぐ永久歯が出てくればまだいいですが、交換の時期でもないのに早期に乳歯が抜け落ち、スペースが長期に渡りあいたままになっていると・・・・・・・・・・

 

 

隣接する歯がそこへ傾斜や移動して永久歯が生えるスペースが少なく(または、無くなり)、歯並びが悪くなってしまいます。

 

 

もし、早期に抜けてしまった場合でも、保隙装置といって永久歯が生えてくるまで、抜けた部分のスペースを確保しておく事ができます。

 

 

乳歯の虫歯も放置しない!

 

もし、早く抜けてしまった場合も放置しない!

 

これ!重要です。

 

やはり乳歯の時期からも「予防」は大切なんです。

 

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター  

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歯ぎしり 歯並び

 

GWはいかがでしたか?先週はGW明けで長く感じた方もおおいのでは?

 

また、新社会人になられた方は、環境の変化なども多く、そろそろ疲れやストレスが溜まってくるころでは?五月病にも注意です。

 

ストレスが溜まるとお口の健康にも影響があります。

 

ストレスが溜まるとよくある症状のひとつに「歯ぎしり」があります。

 

そんな中・・・・・・

 

先日、

「歯ぎしりをよくしているみたいなんですが、矯正したほうがいいですか?」

「矯正で治りますか?」

 

こんなご質問を受けました。

 

そこで今回、「歯ぎしり」についてです。特に「歯並びとの関連性」です。

 

皆さんは、まわりの人に寝ている時に歯ぎしりをしている!と言われたことはありませんか?

 

歯ぎしりは周りに迷惑なだけではなく、ご自分の健康にも深く関わっています。

眠りも浅くなりがちで、睡眠の質にも影響します。

歯や口の中全体の健康にも影響を及ぼします。

 

歯ぎしりは周りに迷惑なだけではなく、ご自分の健康にも深く関わっています。

眠りも浅くなりがちで、睡眠の質にも影響します。

歯や口の中全体の健康にも影響を及ぼします。

 

歯ぎしりは想像以上に大きな力(自分の体重以上)で噛んでいますので、朝起きた時に・・・・・・

「アゴが疲れる」

「口を開けられない」

「歯が痛い」

など色々な症状が見られる場合があります。

 

ひどい場合には歯が削れてしまったり、最悪、歯が割れてしまうケースもあります。また、アゴの関節にも大きな負担がかかっています。

 

さて、そんな「歯ぎしり」ですが、歯並びが悪いとどうなるか?もうおわかりだと思いますが・・・・・・

 

良くない!大変、良くない!

 

この一言につきます。

 

 

歯並びが悪いということは、当然、歯は正しい向きで生えていないということです。

 

歯は解剖学的に正しい向きで、上下正しく咬みあっている事で、はじめてしっかり機能しますし、長持ちするものです。

さらに前歯・犬歯や奥歯でその向きや角度もそれぞれ違います。

 

もし、正しく咬んでいても、歯ぎしりは良くないものです。歯が、変な方向に向いていれば、余計に歯の負担が増えて、ひどい場合は、歯が揺れてきてしまい、さらには歯ぐきが下がってしまいます。

歯もナナメに削れてしまい、欠けやすくなったりします。

 

言わば「歯が常に外傷を受けている」ということです(咬合性外傷といいます)。

では、矯正すると歯ぎしりは治るのか?

 

これは、「治る場合」と「ナカナカ治らない場合」があります。

 

正直、「ナカナカ治らない場合」もあり、一概に全て良くなるとは言い切れません。

 

ただし、「ナカナカ治らない場合」でも歯への負担は軽減されますし、歯の強度も増します。歯並びが悪いままでいるよりはメリットはたくさんあります。

 

さらに、歯ぎしりが歯並びに与える影響より、歯並びの悪いことが、歯ぎしりに与える影響のほうが強いといわれています。

 

 

歯ぎしりの原因は、今のところ細かく十分に解明されていないのが実情です。一般的には精神的ストレスや肉体的ストレス、上下のかみ合わせが悪いなどが主な原因といわれています。

 

咬み合わせが原因である「歯ぎしり」は、矯正治療を受ければよくなります。

 

 

なかなか原因が特定できないものが・・・・・・・

 

「ナカナカ治らない場合」

 

になるわけです。

 

ストレス社会といわれる近年では、

「大抵の人がある程度の歯ぎしりをしている」とも言われています。

 

そのまま放置せず、一度、歯科医師や矯正相談を受けてみることをお勧めします。

 横浜レントゲン2

必要に応じて、夜、寝る時に装着し、歯ぎしりを和らげるために、「ナイトガード」「スプリント」というマウスピースを作って治療・予防することができます。

 図7

さらに、

「ナイトガード」「スプリント」を併用した矯正治療

で、より効果的な治療を行うこともできます。

 

日常的に「歯ぎしり」が自覚または、指摘されている方は、ちょっと注意してみてください。

 

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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赤ちゃん 歯ぎしり 成長の証

 

最近何かと、バタバタしています。睡眠も浅く「はっと目を覚ますことがありあます。」

 

ぎゅーうっと噛みしめてるのでしょうか?

 

 

 

 

しかし、それにも増して、隣で寝ているうち息子(1歳半)まだチビちゃんですが・・・ギリギリやってます、。

 

 

歯ぎしりは、ストレスが原因で、忙しく働く大人に起こる症状というイメージがあると思います。

 

しかし、実は歯ぎしりというのは大人だけに限って起こるではないのです。

 

そこで今回、「赤ちゃんの歯ぎしり」についてです。

 

乳歯が生え始めたばかりの赤ちゃんが歯ぎしりをすることがあります。さらに小学生低学年くらいの子供にも起こりうる症状なのです。

 

 赤ちゃんが行う歯ぎしりは成長過程において必要であることがほとんどなのでそれほど心配する必要はないようです。

 

個人差はありますが、おおむね生後6ヶ月~1歳前後の赤ちゃんは、まだまだアゴが不安定です。

 

歯ぎしりをすることにり、次に生えてくる歯の位置や顎の位置を定めようとしているといわれています。

 

赤ちゃんの場合は寝ている時だけでなく、起きている時も歯ぎしりをすることがあります。乳歯が生えそろうまでは続くことも考えられますが赤ちゃんの成長の証だと思って見守っていきましょう。

 

でも、赤ちゃんがいきなりグリグリ!キリキリ!歯ぎしりをはじめたら、お母さまは心配になってしまいますよね。

 

そんな時は、「噛みオモチャ」「歯がため」のような玩具を与えてみてはいかがでしょうか?

咬みオモチャ2 

いろいろなものがありますが、要は、赤ちゃんが噛み心地のよい、安心・安全なものであれば、何でもいいのではないでしょうか?

 

ただし、「おしゃぶり」などと同様に、それこそ1~2年というような長期間の使用はしないでください

(><;)歯並びやアゴの悪い癖に繋がる場合があります。

咬みオモチャ

まー、この時期の歯ぎしりは、一般的には一時的なものです。そんなに長期間使用することもないと思いますが・・・・・・

 

 

逆に注意して経過を見なくてはならないケースもあります。

 

  • 目で見て不正咬合(歯並びが悪い)の心配がある場合

 

  • 乳歯が生えそろった後でも、なお変わらず歯ぎしりをする場合

 

などです。こういったケースでは、乳歯が生えそろったころに矯正歯科医に相談してみてください。

 

歯ぎしりによって乳歯が擦り減り、割れてしまうこともあります。歯神経に炎症が起きてしまい、治療が必要な場合もあるでしょう。

 

比較的稀ですが、永久歯に交換しても歯ぎしりがクセになってしまい、日中はいいのですが、夜寝るときは変わらずギリギリしてしまい永久歯にも影響してしまうケースもあります。こんな時は早めの対処が必要です。

 

 

乳歯は抜けるもの!とあなどらないでください。

 

子供にとっても歯はとても大切なものです。

 

 

発育期では、顎の発育や歯列に影響していることも考えられますので少しでも気になる症状があるときには放っておかずに歯科や矯正歯科を受診することをおすすめします。

 

やはり、何ごとにも「予防!予防!」です。

 

皆さんのお子さんが、心配ないケースなのか?

ちょっと注意が必要なケースなのか?

早めの治療(噛み合わせや矯正治療)が必要なケースなのか?

 

1度、把握しておく事が、成長を見守る親としても安心できると思います。

 

ちなみにウチの息子は、ギリギリやってますが・・・・・・

ちょっと、歯並びが悪いです・・・・・(涙)

多分、治療が必要です・・・・・(0。0;)・・・・父・・・(苦笑) 

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鼻呼吸 口呼吸 歯並び 口や体への影響

 

最近は、寒暖の差が激しく体調管理が大変ですよね。くれぐれもご注意ください。

 

さて、もうすぐでGWです。いわゆる!スギ花粉による花粉症はやっと落ち着いてきたところでしょうか?

 

そこで、花粉症の季節のしめくくりとして、今回は「鼻呼吸」「口呼吸」についてです。

今年は、しばらく鼻づまりに悩まされました(><;) 

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ようやく、鼻がスースー通るようになりました。

 

 

ところで、鼻での呼吸が主体で口呼吸をなるべく意識してしないようにしていると、なんとなくスッキリした感じがしたり、体の調子が良く感じると思いませんか?

 

花粉症や風邪などで鼻づまりになったりすると、なんとなくボーっとして、仕事や勉強に集中できなかったという経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これは脳に良質で充分な酸素が行っていないことによる症状であるともいえます。

 

余談ですが、私は、食欲が無くなり、さらになぜだか甘党ではないのに菓子パンなど甘い食事を好むようになりました(花粉症の時期だけですけど・・・・)

 

 

鼻呼吸は鼻から空気を吸うので、空気が鼻腔を通る間に空気に湿気がもたらされて、小さなホコリ、チリや細菌、ウィルスなどの異物や外敵が除去されるということで、まさに鼻はろ過装置と加湿器を兼用したすぐれものの器官でもあるといえます。

 鼻が通る

鼻を通って清浄され加湿された空気は、口呼吸に比べて肺から酸素を吸収しやすいといわれています。

 

一方、口呼吸は、もともと口から吸った空気を清浄するするようにはできていないため、ホコリやチリ、細菌やウィルス、さらに花粉やダニなどのアレルギーの原因物質などが、直接、喉の組織に入り、気管支から、場合によっては肺に入ってしまうことがあります。

 

 

そして、それらの組織をいためるばかりか、気道も乾燥して免疫機能を弱めたり、肺の機能を弱めたりで、細菌やウイルスに感染しやすくなったり花粉症などのアレルギー症状も出やすくなる可能性が高まります。

 

さらに口呼吸の方は、口の中が乾燥しやすく、歯肉炎・歯周病や虫歯にもなりやすいいわれています。

 

人間はいったん口呼吸をするようになるとそれに慣れてしまうので、鼻呼吸に交代しにくくなるという説もあります。

 

例えば風邪が長引いたり、花粉症や長い間風邪になったりすると、鼻づまりのせいで、口呼吸がクセになり身についてしまうことがあります。

 

とくに、発達期にある子供さんは要注意です。

 

とにもかくにも!花粉症の季節が終わったら!呼吸をチェックして、口呼吸をしているようだったら・・・・・

 

口呼吸から鼻呼吸に矯正するよう意識しましょう!

 

 

呼吸とかみ合わせと歯並びはすごく密接です。

 

 

通常の鼻呼吸ならいいのですが、とくに口呼吸は歯並びやアゴの成長に影響します。

 

一度、ご自身やお子さんをチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 私はがんばって、まだまだ耳鼻科に通ってます。

 

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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赤ちゃん 噛むことの大切さ

 

私事ですが・・・

 

昨日、息子が赤ちゃん1歳6ヶ月検診赤ちゃんを受けに行ってきました。

 

1歳のときよりも体重は急激に増えて、順調に育っているなあ~

と実感しました。

 

歯の方も乳歯がだんだん増えて、食事のときもだいぶうまく噛めるようになってきたみたいです。

 

そこで、今回「赤ちゃんの噛むことの大切さ」についてです。

よく噛んで食べる事は、もちろん大人でも大事ですよね。

では、赤ちゃんの噛むことはどんな事に影響し、大切なのでしょうか?

 

赤ちゃんの時期をはじめとして、乳幼児~幼児期では、大人とは異なる点があります。

そう!

「成長・発育」に影響する事です!

 

「噛むこと」にどんな作用や影響があるか?挙げてみました。

 

1. 「噛む」ことにより唾液の分泌が盛んになります。唾液には大切な役   目が一杯です。また、「噛む」ことにより歯の表面に付着している汚れをある程度落とすことができます。口の中の衛生状態を保つ事に役立っています

 

2. 「噛む」ことをあまり意識しないでいると歯の大きさとアゴの歯が生えてくる部分との間で、アンバランスが生じ、歯並びが悪くなります。顎の筋肉の発育も悪くなります。よく噛むことはアゴの発達やそれにともない綺麗な歯並びをつくることに役立っています

 

3. 「噛む」ことが脳を刺激し発達させる顎の上下運動や筋肉運動が直接、脳を刺激します。また、唾液が増えて味覚が敏感になることでも脳への刺激が生じます。反対に様々な刺激を受けると脳は適度に興奮して、機能が向上するようになります。

 

4. 心の安定を保つ「噛む」ことは人間の本能的欲求でもあり、じつは、大人も子供も精神安定剤の役割をします。

 

5. 様々な情報センサーとしての役割口の中は指先以上に敏感な感覚になっています。髪の毛などの微細なものも、噛んだり、お口の中にいれていするとわかりますよね。取り入れた食べ物の中の有害物質を発見し、排除する役割があります。味覚の発達を促します。よく、赤ちゃんは何でもお口に入れてしまいます。そう!お口の中に入れて「調査」しているんです。

 

どうでしょうか?

ちょっと、挙げただけでも色々な作用や影響があります。

 

最近では、「噛みおもちゃ」や噛めるようにする専用の「トレーナー」なども市販されています。

 

日頃から、お子さんの「噛む」様子を意識して見てみてください。

 

もちろん、大人だって「噛むこと」は大切です。

 

赤ちゃんも大人も

 

「よく噛んで美味しく食べる」

 

これは、幸せなことですね。

 

 村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

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歯ぎしり 食いしばり 知覚過敏

 

 

先日、虫歯がないのに冷たいものがしみるといことで、来院された患者さんがいらっしゃいました。時々風が吹いても痛い時があるとのこと

「知覚過敏でしょうか?」・・・・・・(患者さん)

 

 

「冷たいものがしみる」 「歯に歯ブラシが当たるとしみる」「歯ブラシが当たって痛む」などの症状を皆さんは経験したことはないですか?

 

そう、今回はその「知覚過敏症」です。意外な原因についてです。

 

良くある原因は通常、「歯磨きが強すぎる」や「歯周病により歯ぐきが下がったため」とされることが多いですが、

 

じつは原因は、

 

歯軋り」や「食いしばり」ってこともあります。

 

 歯に強すぎる力が加わると、歯や周囲の組織がその加重に耐えられなくなり、歯が削れたり割れたりする崩壊してしまいます。

 

その周囲には炎症が起こり歯周病へ移行したり、さらに進行したりします。

 

この時に「知覚過敏」の症状が現れ、さらに虫歯や歯がグラグラ揺れて歯周病になったりします。

 

よく見られる知覚過敏の現象で歯が削れていることがあります。

 

歯科医院にいくと

 

「歯磨き力が強い」

「何回も頻繁に磨きすぎ」

「歯ブラシの当て方が悪い」

 

とか言われると思いますが、実際にブラッシングで磨り減っているときとそうでないときがあります

 

 歯は非常に硬い組織です。本来は、歯磨きだけではそう簡単には削れないものだと思います。

 

もし適切な歯磨きが行われているなら、次にまず疑うのは歯軋りや食いしばりによるものではないでしょうか。

 

歯は傷がつきにくいですが、曲げるとガラスのような「パリッ」っと割れる性質を持ち、金属のように伸縮したり曲げたりする力には強くありません。まるで陶器の様です。

粘りっ気がないのです。

 

このような性質があるため外部からの衝撃や圧力が加わると吸収できずに歪が生じ割れて崩壊します。

 

長期間にわたり、夜、就寝時の歯軋りや食いしばりにより、歯に歪が生じ弱い部分から崩壊が起こります。歯の表面を覆うエナメル質の歯ぐき側が細く薄くなっているため、その辺りから崩壊し易いです。

つまり、知覚過敏が起こる部分です。

 

そして、やがて知覚過敏へと移行します。

 

そうなるといくら知覚過敏薬を塗布したり、歯が欠けたり、削れた部分を修復しても、元の原因となる歯ぎしりや食いしばりを治療しないと再発し完全に治ることはありません。

 実は、今回、いらした患者さんは・・・・・・

 

「歯磨きの圧が強い」のと「歯軋りがある」の両方でした(><;)

 

まずは、削れているところの修復

次に歯磨き指導

そして、歯軋り治療のためにマウスピースで治療することになりました。

 

一概に「知覚過敏」といっても、いろいろな原因があります。

 

歯軋りで目が覚めた!とか歯軋りがうるさいと家族に注意された!

などがあったら、しみる歯はないか?などチェックしてみてください。

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 院長

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

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子供 悪い歯並び ⑤  - 過蓋咬合 - 

「悪い歯並び」シリーズ第5弾 ・・・・・(O-O;)とりえず最終章です

 

今回は、「過蓋咬合(かがいこうごう)」についてです。

 

ん?意外とみなさんイメージがわかないのでは?

 

歯やアゴが、出たり、引っ込んだり、開いたり、曲がったり、ガタガタっだたり・・・・

そんなとこには目が行きがちたし、イメージしやすいのでは?

 

ところが、かみ合わせが深い と言われてもなかなかどうもイメージが・・・ではないでしょうか?

かみ合わせが深いという「過蓋咬合」とは、

 

噛み合わせが深く、前から見ると下顎の前歯が見え無い状態をいいます。

 DSCN0039(咬んだ状態)

この過蓋咬合は、クローズドバイトなんて言い方もします。
正常な噛み合わせでは、上の前歯が下の前歯の3分の1から4分の1を覆っていますが、過蓋咬合の咬み合わせでは、これよりも著しく深く覆う咬みあわせになっています。

 

では、この過蓋咬合によりどんな弊害があるのでしょうか?

この過蓋咬合の方の数多くはブラキシズム歯軋り、喰いしばり)を伴っている場合が多いです。

 

過蓋咬合による力の影響は、歯、歯を支える骨(歯槽骨)、顎(関節)に及びます。

これにより、

  • 歯は、異常な状態で削れます(咬耗といいます)。
  • 歯が動いてしまう(下の前歯に凸凹が生じやすい、上の前歯が前に出て、歯間に隙間ができやすい
  • 歯槽骨:歯肉炎、歯周病の悪化因子になりやすい
  • 上の前歯の裏側と下の前歯の表側の歯ぐきが下がりやすい(歯肉退縮)、これにより将来、歯が早くダメになりやすくなる。
  • アゴが後方に押し込められ、関節が圧迫されるため顎関節症状を起こしやすい。
  • 小児期ではアゴの成長に影響を与えます。

 

このようなざまざまな悪い影響があります。

 

これらの問題は、特に成人になってから徐々にあるいは急に悪化してくる場合が多いと思われます。

 

もし、下の前歯の先端から1/3以上、上の前歯が覆いかぶさって、いたら、「過蓋咬合」の可能性があります。

 

もし、該当するようでしたら、一度、矯正歯科を受診してみてください。思っていたより悪い症状があった!なんてことも多いのがこの「過蓋咬合」の特徴でもあります。

 

是非、一度、お子さんでも、ご自身でも、「カチっ」と咬み合わせたときに、鏡の前でチェックしてみてください。

何か見つかるかもしれません・・・(0。0)/

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

 

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