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村田歯科について

〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-1-6 菱進横浜ビル3F

TEL:045-314-0881

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<< 横浜の歯医者 村田歯科 >>

Author Archives: murata

花粉症 乳酸菌

 

 国民病”とも言われる花粉症・・・

 

今年は、酷い!ヒドすぎる~!

 

私は今年症状がひどいです。とくに鼻づまり、初めて春先が憂鬱になりました。

 

お薬ももらってきて飲んでるのに・・・・・(汗)

 

 そんなこんなで、どうしても花粉症のトピックスが多くなってしまします(汗)

ちょっと暖かい小春日和だからといって、窓は開けられないし・・・・・・・
外出時にはメガネやマスクは欠かせないし、布団や洗濯物を外に干せなかったり、窓も開けらなかったりと、本当に大変ですよね。

 

残念ながら、花粉症に対する特効薬というのは今のところありませんが、最近ではアレルギーに対して「乳酸菌」が有効であることが判り、当然ながら花粉症にも効果があるのではと注目を浴びるようになりました。

 

そこで、こんかい「乳酸菌」について、少し調べて見ました。

 

じつは、こんな試供品をもらったこともきっかけです。

NEC_0167 味は美味しいです

歯科医院専売のタブレットです。乳酸菌TI2711による虫歯・口臭や歯周病予防のタブレットです。

 

「乳酸菌」は、もともと私達の腸の中に生息する腸内細菌です。免疫機能のバランスを整えてくれる効能もあるので、アレルギー物質に過敏に反応してしまう状態を緩和してくれる効果があると言われています。

 

「乳酸菌」は「善玉菌」とも言われます。減少してしまうとそれに取って代わったように「悪玉菌」が増殖し腸内に毒素を蔓延させたり、腐敗させて病原菌の巣を作るなど、身体にとて有害な作用ばかりを引き起こします。

 

また、「悪玉菌」は免疫力を低下させます。アレルギーや様々な病気の発症を引き起こす元でもあります。

 

実は私たちの口腔内にもたくさん棲んでおり、虫歯や歯周病といったものは、口腔内に棲む「悪玉菌」によって引き起こされるものです。そして、口臭の原因にもなります。 

 

その口臭の予防や、発生してしまった虫歯菌や歯周病菌に対して強い殺菌効力や抑制力を発揮する菌のひとつに「乳酸菌」の1種があります。

腸内環境を整える働きをするビフィズス菌などとはまた違った乳酸菌ではありますが、その働きは同じあり、口腔内の細菌バランスを整えてくれる乳酸菌です。
口腔内での働きを終えた後には自ら消滅していくという特徴があり、口腔内でいつまでも増殖し続けることはありません。

 

 

 

アレルギーに対して「乳酸菌」が「乳酸菌」がアレルギーに有効だとは言っても、即効性があるわけではないので症状のある時だけ摂取してもすぐに効果が出るわけではありません。
アレルギーの場合は、アレルギーに反応してしまう体質そのものの改善が必要となりますので、毎日の継続して摂取することが大切だと思います。

 

わたしも、毎朝、ヨーグルトに蜂蜜をかけて少しずつ食べています。

 

 

効果は定かではないですが、私の知人に前々からヨーグルトを食べるようにしていたら、「花粉症」が楽になったという人も居ます。それも今年です・・・・・

 

サプリやヨーグルトを食べて、腸内環境を整える事も大切なんですね。

 

花粉症のおかげ?花粉症のせい?で、晩酌のビールもしなくなりました。朝食もしっかり摂っています。

 

体の中はより健康的な環境になったような気がします・・

鼻づまりはひどいですが(><)・・・・・

 

花粉症の皆さん!今日もがんばりましょう・・・・・・

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:予防歯科・デンタルケア, 鼻の病気(鼻づまり・花粉症など) and tagged ,

歯ぎしり 食いしばり 知覚過敏

 

 

先日、虫歯がないのに冷たいものがしみるといことで、来院された患者さんがいらっしゃいました。時々風が吹いても痛い時があるとのこと

「知覚過敏でしょうか?」・・・・・・(患者さん)

 

 

「冷たいものがしみる」 「歯に歯ブラシが当たるとしみる」「歯ブラシが当たって痛む」などの症状を皆さんは経験したことはないですか?

 

そう、今回はその「知覚過敏症」です。意外な原因についてです。

 

良くある原因は通常、「歯磨きが強すぎる」や「歯周病により歯ぐきが下がったため」とされることが多いですが、

 

じつは原因は、

 

歯軋り」や「食いしばり」ってこともあります。

 

 歯に強すぎる力が加わると、歯や周囲の組織がその加重に耐えられなくなり、歯が削れたり割れたりする崩壊してしまいます。

 

その周囲には炎症が起こり歯周病へ移行したり、さらに進行したりします。

 

この時に「知覚過敏」の症状が現れ、さらに虫歯や歯がグラグラ揺れて歯周病になったりします。

 

よく見られる知覚過敏の現象で歯が削れていることがあります。

 

歯科医院にいくと

 

「歯磨き力が強い」

「何回も頻繁に磨きすぎ」

「歯ブラシの当て方が悪い」

 

とか言われると思いますが、実際にブラッシングで磨り減っているときとそうでないときがあります

 

 歯は非常に硬い組織です。本来は、歯磨きだけではそう簡単には削れないものだと思います。

 

もし適切な歯磨きが行われているなら、次にまず疑うのは歯軋りや食いしばりによるものではないでしょうか。

 

歯は傷がつきにくいですが、曲げるとガラスのような「パリッ」っと割れる性質を持ち、金属のように伸縮したり曲げたりする力には強くありません。まるで陶器の様です。

粘りっ気がないのです。

 

このような性質があるため外部からの衝撃や圧力が加わると吸収できずに歪が生じ割れて崩壊します。

 

長期間にわたり、夜、就寝時の歯軋りや食いしばりにより、歯に歪が生じ弱い部分から崩壊が起こります。歯の表面を覆うエナメル質の歯ぐき側が細く薄くなっているため、その辺りから崩壊し易いです。

つまり、知覚過敏が起こる部分です。

 

そして、やがて知覚過敏へと移行します。

 

そうなるといくら知覚過敏薬を塗布したり、歯が欠けたり、削れた部分を修復しても、元の原因となる歯ぎしりや食いしばりを治療しないと再発し完全に治ることはありません。

 実は、今回、いらした患者さんは・・・・・・

 

「歯磨きの圧が強い」のと「歯軋りがある」の両方でした(><;)

 

まずは、削れているところの修復

次に歯磨き指導

そして、歯軋り治療のためにマウスピースで治療することになりました。

 

一概に「知覚過敏」といっても、いろいろな原因があります。

 

歯軋りで目が覚めた!とか歯軋りがうるさいと家族に注意された!

などがあったら、しみる歯はないか?などチェックしてみてください。

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 院長

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:未分類, 歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖, 噛み合わせ・顎関節症 and tagged ,

子供 悪い歯並び ⑤  - 過蓋咬合 - 

「悪い歯並び」シリーズ第5弾 ・・・・・(O-O;)とりえず最終章です

 

今回は、「過蓋咬合(かがいこうごう)」についてです。

 

ん?意外とみなさんイメージがわかないのでは?

 

歯やアゴが、出たり、引っ込んだり、開いたり、曲がったり、ガタガタっだたり・・・・

そんなとこには目が行きがちたし、イメージしやすいのでは?

 

ところが、かみ合わせが深い と言われてもなかなかどうもイメージが・・・ではないでしょうか?

かみ合わせが深いという「過蓋咬合」とは、

 

噛み合わせが深く、前から見ると下顎の前歯が見え無い状態をいいます。

 DSCN0039(咬んだ状態)

この過蓋咬合は、クローズドバイトなんて言い方もします。
正常な噛み合わせでは、上の前歯が下の前歯の3分の1から4分の1を覆っていますが、過蓋咬合の咬み合わせでは、これよりも著しく深く覆う咬みあわせになっています。

 

では、この過蓋咬合によりどんな弊害があるのでしょうか?

この過蓋咬合の方の数多くはブラキシズム歯軋り、喰いしばり)を伴っている場合が多いです。

 

過蓋咬合による力の影響は、歯、歯を支える骨(歯槽骨)、顎(関節)に及びます。

これにより、

  • 歯は、異常な状態で削れます(咬耗といいます)。
  • 歯が動いてしまう(下の前歯に凸凹が生じやすい、上の前歯が前に出て、歯間に隙間ができやすい
  • 歯槽骨:歯肉炎、歯周病の悪化因子になりやすい
  • 上の前歯の裏側と下の前歯の表側の歯ぐきが下がりやすい(歯肉退縮)、これにより将来、歯が早くダメになりやすくなる。
  • アゴが後方に押し込められ、関節が圧迫されるため顎関節症状を起こしやすい。
  • 小児期ではアゴの成長に影響を与えます。

 

このようなざまざまな悪い影響があります。

 

これらの問題は、特に成人になってから徐々にあるいは急に悪化してくる場合が多いと思われます。

 

もし、下の前歯の先端から1/3以上、上の前歯が覆いかぶさって、いたら、「過蓋咬合」の可能性があります。

 

もし、該当するようでしたら、一度、矯正歯科を受診してみてください。思っていたより悪い症状があった!なんてことも多いのがこの「過蓋咬合」の特徴でもあります。

 

是非、一度、お子さんでも、ご自身でも、「カチっ」と咬み合わせたときに、鏡の前でチェックしてみてください。

何か見つかるかもしれません・・・(0。0)/

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

 

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アレルギー性鼻炎 歯の痛み 歯や歯ぐきへの影響

 

前回、「花粉症と歯の痛み」について、つづったばかりですが・・・・

タイムリーな話題ですが、こんな患者さんがいらっしゃいました

アレルギー性鼻炎」と問診票にあります

 

よく「アレルギー性鼻炎」と「花粉症」という二つの言葉が使われていますが、この二つはどう違うものなのか?

 

 アレルギーは、原因となる物質(アレルゲン)によって起こりますが、ハウスダスト(ダニの糞など)が原因で、一年中、症状のあるものを「通年性アレルギー性鼻炎(ハウスダスト、カビ、ペットの毛など、花粉症以外の物質が原因)」と呼びます。花粉が原因で、ある季節にだけ症状を起こすものを「季節性アレルギー性鼻炎」または「花粉症(花粉が原因)」と呼ぶそうです。

 

基本は「アレルギー性鼻炎」ですね。

 

今回の方は、「花粉症」ではないそうです・・・・・自己申告ですが(00)/

耳鼻科の先生に「蓄膿症」ぎみでもあると言われたそうです。

 

現在の症状は、「奥歯が時々痛む」「歯ぐきがうずく」です

 

前にも書いたように、蓄膿症に伴って起きる症状の1つに「歯の痛み」があります。「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」も同じです。

 

また、逆に蓄膿症が原因の「歯の痛み」ではなく、口の中になんらかのトラブルを抱えていることで病気が発症している場合もあります。 

 

歯痛を予防する場合は、口の中のケアに万全を期す必要がありますが、口内のケアでは菌の増殖を防ぐことが大切となります。

歯磨きをきちんと行って、口の中を清潔に保つことに重点を置きますが、現状で口内になんらかの問題が生じている場合は、適切な判断のもと、病院に行って原因を探り、治療を受ける必要があります。

 

実際、この方は、レントゲン検査や視診などでは虫歯はありませんでした。

「アレルギー性鼻炎」によって、鼻づまりが起こりやすく、どうしても「口呼吸」になってしまうそうです。寝ているときは特に・・・・・

そう!この「口呼吸」の影響が大きいようでした。

 

歯磨きの状態もそんなに悪くないのに(あまり汚れていない)

歯ぐき全体(特に上の前歯付近)が赤く炎症を起こしています。

 

口呼吸により歯ぐきが乾燥し、炎症を起こしていたようです

歯肉炎」でした

(このとき、まだ歯ぐきが下がるなど重度の歯周病にはなっていなかったので幸いです。)

 

奥歯の痛みは、やはり「アレルギー性鼻炎」による鼻づまりから来るものでした。

 

この方には、歯肉炎が治まるまでは、お薬などで対応のため通院していただき、歯磨きは引き続き丁寧に行っていただくように指示しました。

そして、耳鼻科にも通院を強くすすめました。

 

病気の予防というのは、なにか危険性がある原因や要因をなくしていく、または減らしていくことだと思いますが、すでにいくつかのかの異常がありますと、考えられる要因が多くなってしまい、病気の要因を絞り込むのが難しくなってしまいます。

 

鼻と口のどちらの原因が隠れているのかによって、診てもらう病院の診療科も違ってくるため、注意しなければいけません。

 

こういったことから、もしもたいしたことがないと感じる症状でも、できるだけ早く対処することが望ましく、歯の痛み、歯ぐきの病気や鼻炎だけでなくすべての病気に共通していますが、早期の発見と治療が何よりも大切だと思います。

 

やはり予防として効果的なのは定期検診です!適切な予防方法の指示を受けることができます。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター  スタッフ

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花粉症 歯の痛み

 

早いもので3月です。今日は穏やかな朝を迎えています。

たんだん暖かくなってきましてね・・・・それはいいのですが、いよいよ!あの季節(><;)の到来です。

そう!

「花粉症」です。

あっちでも、こっちでも「花粉症」「花粉症」の文字が踊ります♪♪♪

 

今年は去年の3倍とも4倍とも言われていますね。

花粉

わたしも、必死に抵抗していたのですが・・・(認めまい!と・・)

で、検査しました・・・・・・スギちゃんでした(汗)

一昨年から確実に仲間入りを果たしてしまいました。

 

そして、ここ2、3日で急にとび始めましたね

 

そして、なんと今まで感じなかった症状が、やけに目がゴロゴロします。軽度なかゆみはあったものの、コンタクトレンズが付けていられないほどに・・・・・

 

さっそく、お世話になてっている「小児科・内科」の先生にお薬をいただいてきました。なんと目も充血しており、点眼薬も出てしまいました。

花粉症の薬

今年の花粉はやはり、強烈なのでしょうか?(汗)ed_01_03_010

 

そこで、昨年も記事を書きましたが、季節到来ということで、今年も

「花粉症」と「歯の痛み」についてです。
花粉症がひどくなると歯が痛くなることがありませんか。一度や二度は経験したことがあるかたもいらっしゃると思います。

 

特に上の奥歯付近です
花粉症がひどく感染を起こすと、副鼻腔炎を起こすことがあります。蓄膿症や上顎洞炎などとも言います。

 

このとき、目の下や頬、時には頭が重たく、頭痛なんてこともあります。

 

これにともなって、上の奥歯が痛むような症状が出ることも結構あります。
この時期、歯の根っこや歯ぐきが、歯が悪いのではないかと歯科医院に来られるかたが、結構いらっしゃいます。

 

レントゲンを撮ると、歯の方にはどこにも悪いところはないのですが、上顎洞という頬のあたりの空洞に、はっきりと炎症を起こしている様子が映し出される事があります。

 

白っぽくやや濁って見えます。

 
軽度の場合は、まず抗生物質を出せば数日で歯の痛みは消えていきます。

ちなみに思い鼻風邪などでも同じような症状がでることがあります。
重症の場合には耳鼻咽喉科への受診を勧めることもあります。

 

また、これとは逆に歯が悪いせいで、歯のバイ菌が副鼻腔(上顎洞)まで感染をおこす歯性上顎炎という病気(歯からくる炎症が原因)ということもありますので、この場合は歯科治療をしっかりと受けないと治りません。

 

歯が痛い場合は、歯科が第一選択なのは間違いないですが、違う原因からくることもありますので、受診の際は、なるべく細かく症状をおはなしください。 

 

いずれにしても早めに検査し適切な治療を受けるように心がけてください。

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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子供 悪い歯並び ④  - 上下顎前突 - 

 

「悪い歯並び」シリーズ第4弾 ・・・・・v(OO)/☆

「バードフェイス」についてです!

ん?

「バードフェイス」?

「鳥の顔」?

鳥

ピンとこない方もいらっしゃると思います。

 

上下の前歯、または上下の顎の骨が前に出ている状態だと口全体が前に出ているように見え、口を閉じていても目立ちます。お鳥の似たような口元になってしまうので、アメリカではこの状態を通称「バードフェイス」と呼びます。

この状態を正式には「上下顎前突」といいます。

 

こそこで今回、「上下顎前突」についてです。

 

「バードフェイス」の言葉通り、横からみると口元が出ています。
「カッパ口」や「チンパンジーの口」なんて表現もします。

(注)はやりの「アヒル口」とは違いますよuntitledd

 

 

口元が出ている理由は唇のうらに位置する歯も出ているからです。
さらにこの状態で唇を無理やりに閉じようとすると、歯が出ているので唇がすごく遠回りをして閉じる事になります。唇の伸びにも限界があります。

 

この遠回りして閉じた結果、限度をこえると、とくに唇の下から顎の先端部分(オトガイ部といいます)にかけての筋(オトガイ筋と言います)が引っ張られて過緊張になります。
その結果オトガイの部分が丸くシワが寄り、まるで”梅干し”みたいになってしまいます。だから、お口を閉じたときにこの梅干しがオトガイにできる人は、上下の歯が出ている可能性が高いのです。

 

逆を言えば、このような上下顎前突の状態は、口を閉じづらいといえるため、お口を「ポカーン」と開けた「口呼吸」の状態をともなっていることが多いです。

 

上下顎前突について、「歯並びに問題がない場合は、特に障害もないので無理に矯正しなくても良いでしょう」「歯並びがよければ必ずしも治療が必要な症状ではない」

 

なんて、ネットでもこんな記事をみることがありあますが、それは間違いだと思います。

 

  1. 健康への影響は個人差がありますが、前歯の突出によって唇が閉じにくいため口腔内が乾燥しやすく、歯周病虫歯を誘発しやすくなる。
  2. 顎のバランスが悪いため顎関節症にもなりやすい。
  3. 頭痛や肩こりなどを引き起こしやすく、ストレスの原因にもなる。
  4. 口呼吸を併発している場合が多く、鼻疾患も原因となる。

 

などなど簡単に挙げれば良くない症状だらけです。現に上下顎前突はほとんどの場合、前歯の歯ぐきに歯肉炎を起こしています。

 

確かに歯並びだけ見てしまうと、上下のアーチが前に広がるため、比較的「ガタガタ」が少なく並びだけは良いケースは多いと思います。

 

ただし、それは歯並びだけしか見ていないという事です。

 

もちろん、口元が出ていることにより、見た目にコンプレックスを抱えてしまっている方もいると思います。

 

上下顎前突の方は、先にも言ったように顎の筋肉に緊張があります。矯正治療によって、口元が下がり、筋肉の緊張が改善されると顎のラインや顔のラインがスッキリして「小顔化」なんても効果も期待できます。

 

一見、見落としがちな 「上下顎前突」 

 

大人も子供もちょっと、チェックしてみてください。

 

そして、良いのか悪いのか?わからないようなら、一度、矯正歯科を受診してください。

 

「バードフェイス」から → 「パーフェクトフェイス」?「アヒル口」?★ 

に変身できるかもしれませんよ・・・・・・(0。0)/

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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子供 悪い歯並び ③  - 開咬 - 

 

「悪い歯並び」シリーズ第3弾 ・・・・・Y(OO)Y

第5弾くらいまでつづけようかなあ・・・・とおもってます(汗)

 

今回は、「 開咬 」についてです。

開咬とは、カッち!っと噛んでも前歯が噛み合わず開いた状態のことを言います。他に前歯は噛みあっているのに奥歯が噛みあっていない開いた状態も開咬です。

 

開咬

開咬は発音の弊害、食べ物が上手く食べられないなどの弊害をもたします。

よくある原因としては、「おしゃぶり」や「指しゃぶり」、または、「舌の癖」やそれらが複雑に関係したものなど様々です。

 

そこで、主な原因の「指しゃぶり」と「おしゃぶり」について・・・・

 

まず、乳幼児期の指しゃぶりは開咬の大きな原因の一つです。口に入れた指によって上の前歯がだんだん前へ押し出され、下の前歯は内側に傾き、前歯の噛み合わせを悪くし、結果開咬へとつながってしまいます。

 

指しゃぶりの継続により、サ行、タ行、ナ行、ラ行の発音に支障をきたしたり、開咬により出来た隙間で口の中が乾燥してしまい、虫歯や歯肉炎などから歯周病の出来やすい環境になってしまいます。

 

指しゃぶりは通常5-6歳くらいまでには治まってくるものですが、早い段階から自然に止められるようにご家族が努めてあげましょう。

私は4歳ごろまでには、やめられるようにすすめています。6歳を過ぎると上アゴの成長が始まってきます。その時に指しゃぶりが影響すると骨格への影響が心配されます。いわゆる骨格性の開咬にもなりかねません。

 

早め早めの対処で「4歳までにはやめるようにしましょう」と言っています。もちろん、それよりも早い時期に無くなったらそれに越したことはありません。

開咬の場合、通常の矯正治療と筋機能療法という治療法を行うことが多いですが、骨格性の開咬になってしまったときは、「顎変形症」という病名になり、外科矯正手術を併用する場合があります。外科手術が必要な場合は顎の骨を切って調整する方法が用いられます。

 

次に「おしゃぶり」です。

おしゃぶりは鼻呼吸を促し、舌や顎の発達に良かったり、子供を泣き止ませたい時に便利ということで活用する親御さんは多いと思います。

使用する期間を誤らなければ問題はありませんが、長期にわたって使用すると歯並びや骨格形成に悪影響を与え、開咬や出っ歯の原因になってしまいます。

 

そうなると「指しゃぶり」のときと同様に噛み合わせや発音にも影響がでてきて、矯正治療が必要になります。

 

おしゃぶりは1歳を機に卒業できるように上手に活用しましょう。やはり早め早めの対処に越した事はありません。

 

また、時には鼻炎や蓄膿症など呼吸器系の疾患があると口呼吸になり開咬になりやすいとも言われています。実は近年、アレルギー性鼻炎の子供が増えて、このような原因による開咬も増えています。

 

開咬は放置しておいても良いことはありません。色んな所に支障をきたす前に早期予防!

そして、必要なら矯正歯科を受診して、早めに治しましょう。

鼻炎や蓄膿症など呼吸器系の疾患があれば、耳鼻咽喉科もあわせて受診が必要になります。

 

治療が難しくなる前に対処してくださいね。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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矯正歯科 無料 相談

 

最近、医科・歯科のクリニックを含め特に審美・美容系のクリニックは特に、キャンペーン期間中割引とかTポイントが付く! または、 使えるとか!いろいろな特典を耳にします。

クリニック全体もだんだんこういったものがスタンダードになるのでしょうか?

「〇〇の手術を受けるとポイント5倍!とか?(苦笑)」

 

一昔前のCMでは・・・・・・

「病院でも~♪ V〇SAが使えます~♪♪」

なんてありましたよね。

へえ~と思っていましたが・・・・・・

 

それがいまや、カードが使える病院は当たりのようにりありますよね。

 

矯正歯科でも、無料相談、無料検査、無料見積もりなんて!そんな文句を広告にしているクリニックもあります。

 

「タダほど怖いものはない」?

「セールストーク」?

 

果たしてそうでしょうか?

 

 確かに、矯正に限らず、セールストーク!のみに固執している医院もありますよね。そういった場合の「無料」はセールスかもしれません。

 

逆に、ホームページなどのトピックスで「無料相談・無料見積」などに対して、

 

それは「セールス」だから気をつけろ!

 

なんて断言しているクリニックもありますね。

 

各医院のコンセプトや考え方によって違うと思います。

 

そこで、今回は、「村田歯科 横浜矯正歯科センター」の「無料相談」についての考え方です。

 

 

当院の矯正では、以前は、初診・相談料をいただいていました。

保険診療の点数に準じる治療費として・・・・・

 初診相談のために、時間を取り、お口の中を拝見し、大体の治療の概略の説明、 治療の利点、欠点、費用などの説明を行います。 きちんとした説明を行うには、他の患者様の治療の合間に行うことは困難なため、初診の患者様のみでお時間をります。

初診料がかかるのは、確かに正しい流れだと思います。

 

 

しかし、時々、患者さんや親御さん、はたまた、そのお友達から聞く話では・・・・

「矯正は初診から高いお金がかかる!」

「うちの子は大丈夫だから初診料がもったいない!」

「費用がかかるから、相談に行こうか迷っている!」とか?

 

 

などのイメージや自己判断から、なかなか矯正相談を受けようとしない方が多いことがわかってきました。

 

「息子の友達が、すごくかみ合わないのですが、早めに相談進めたほうがいいでしょうか?」

など通院中の患者さんからも、お友達のことを心配している声があがっていました・・・・・

 

このような色々と考えさせられる出来事があり・・・・

少しずつ、考え方が変わってきました。

治療開始するしないはさておき、正しい知識を持っていただきたい!ふ

そして、そのための治療であることをきちんと伝えたい!そんな思いがつよくなり!

 

矯正歯科治療の正しい知識と情報の普及のなめにも

 

初診相談の「敷居」を下げるために無料相談としました。

 

無料相談」でも、けっしてセールスなどではありません!

 

それが当院の考え方です。

 

「タダほど怖いものはない」? 

「タダほど気楽なものはない」?

「とりあえず、相談しやすい」?のではないでしょうか?

 

それにより、

「あー!もうすこし早めに来ていれば抜歯の矯正治療にならなかった」

とか

「あー、少し早く相談に来たけど、今は安心!油断しないように定期的にチェックしないと」

とか、ご本人や親御さんも現状を正しく把握できるのではないでしょうか?

 

少しでも正しい知識の普及に努めたいと思い!

 

それだけです! そして 「無料相談」 としました。

 

矯正歯科医として、無責任でいたくないのです。

しっかり正しい知識や状況を説明して伝える。

 

時には、ホントはすごく悪いかみ合わせや歯並びなのに

患者さん自身は、

 

「まー、矯正しなくてもいいっか?」と思う方もいると思います。

そんなとき、なぜ、必要なのか?

医学的根拠を状況をしっかり説明して、「矯正治療」に導いてあげるのも、矯正歯科医の役目だと思います。

 

 

患者さんの悩みのハードルを少しでも下げたい、矯正歯科治療の正しい知識を普及させたい、そう思い無料相談としました。

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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虫歯、歯周病と人工股関節

こんにちは (^^)/ 

一般歯科担当 岡田 一記 です。

今週 拝見させていただいた患者さんの中に、来月 股関節疾患のため人工股関節置換術という手術をされる方がいらっしゃいました。

担当医師からの依頼書をお持ちになり、そこには

「歯周病から人工股関節に感染が及ぶことはしばしば報告されており、感染予防のために術前に歯科受診を勧めております。貴院にて是非精密検査をお願い致します。歯周病や齲歯がありましたら、出来るだけ確実で十分な治療をお願い出来れば幸いです。」とありました。

以前にも歯周病と全身疾患との関連性をお話しましたが、特に糖尿病・心臓疾患・脳梗塞・リウマチなどとの関連性については周知のことでしたが、今回こういった依頼を正式に受けたのは初めてでしたので認識を新たにしました。

口は体内へのまさに入り口です。口腔内を健康に保つことは全身の健康にとって大切なことなのです。

今何でも無い方はぜひ検診を、そして何か不具合のある方は早めに治療を、そして予防を心がけてください。お手伝いをいたします。

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子供 悪い歯並び ②  - 出っ歯 - 

 

「悪い歯並び」シリーズ第2弾 ・・・・・(OO)/☆

 

今回は、「出っ歯さんについてです。

( わかりやすい言葉として言ってるつもりなのですが、なんだか「出っ歯」!というとなんか、言ってる方の印象悪いので「さん」をつけておきます )・・・・・・・・m(。。)m(笑)

 

 

出っ歯さんとは、正式には「上顎前突」といい、幼児期の噛み合わせの異常で、よくみられるものの1つです。

みなさん、 「出っ歯」さん!ときくと・・・・まず、どんな印象をイメージしますか?

 

「歯が出ている」「口元が出ている」・・・・(><;

やはりそんなイメージでしょうか?

やはり、見た目の前歯の部分をイメージしてしまうからでしょうか?

 

実は「出っ歯」さんといっても、そのタイプは様々です。

 

わかり易く簡単に言うと、以下のようなタイプに分けることができます。

  1. 上アゴの前歯(前歯のみ)が出てい場合
  2. 上アゴの前歯と骨格も前に出ている場合
  3. 上アゴは正常だけど、下アゴの前歯が引っ込んでいる場合(お口の内側に倒れている)
  4. 上アゴは正常だけれど、下アゴの骨格が小さい場合(下アゴの劣成長)

 

どれも、見た目は前歯は「出っ歯」さんに見えるはずです。しかし、タイプにより、原因や治療法も異なってきます。

 

原因もたくさんあります。

 

  1. 乳児気からの指しゃぶりによる影響
  2. 舌・唇や飲み込み方の癖によるもの
  3. 口呼吸の影響によるもの
  4. 鼻の疾患(鼻づまり)などによるもの
  5. 遺伝的なもの
  6. 上記の原因が複雑に影響しあったもの
  7. 原因不明のもの

など色々です。

 

そして、「出っ歯」さんの場合、意外と前歯の歯並びはガタガタが少ないことがありあます。

 

そう!そこで治すべき「出っ歯」さんを見逃してしまう事があります。

 

みなさんは、「歯並び悪い」「かみ合わせが悪い」というと、

 

前歯の並びが「ガガタガタ」

 

と連想してしてしまいませんか?前歯の並びだけ見てませんか?

そういった先入観が意外と多いということです。

 

前歯の並びが綺麗(特に上アゴ)だから矯正は必要ない?それは、間違った先入観です。

 

矯正治療で通院中で、お子さん連れの患者さんの中にも・・・・

「ウチの子は、歯並び綺麗だから矯正は必要ないですよね~」

(診てみると)

確かに並びだけは綺麗です。一応、口元の出具合もまあ、正常範囲です。ただ、噛んでもらうと上下の前歯がかみ合いません。ツバをゴックンしてもらうと、舌の癖もあります!

なんてこともあります。

 

このように、皆さんが見落としがちなのが、歯並びだけをみて「歯並びが良い」か「歯並びが悪い」かを判断してしまいがちという事です。

 

そこで簡易的ですが、簡単なチェック項目をあげてみました。

  1. 横からみて、噛んだとき上下の歯の先端の位置が前後的に多く離れていないか?(約3㎜以上)
  2. 横から、または、前からみて、噛んだときに上下の歯の先端が深く噛みあわさっていないか?とくに前からみて、下の前歯が半分以上隠れてしまっていないか?
  3. 噛んで唇を閉じた状態を横からみたとき、唇の先端が鼻の先端より前に出てないか?
  4. 噛んで唇を閉じた状態を前からみたとき、下唇のした(アゴの部分)に「うめぼしのようなシワ」ができていないか?

 

そして、「出っ歯」さんの場合の矯正治療は、とくに治療開始のタイミングが非常に重要です。

それは、上アゴの成長が早い時期に始まるという理由がありあます。

 

 

具体的な治療は、少なくとも小学校1~3年生ぐらいまでには始めるほうがスムースに行く場合が多いです。

 

「出っ歯」さんかなあ?・・・・・と

 

お子さんの噛み合わせが気になるようならば、少々早いかな?とおもっても、6~7歳ごろには矯正歯科を受診してください。

 

 なんども言っておりますが・・・・・・・(汗)

また、まだ、実質的な矯正治療をはじめるには早いとしても、お子さんがどのタイプなのか?確認できます。その後のケアもできます。状態がわかっていれば、親御さんの不安も取り除けます。

 

 

一度、お子さんの歯並び、是非チェックしてみてください。

 意識して見てみるといろんなことがわかると思います。

 

 村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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