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Category Archives: 予防歯科・デンタルケア

レントゲンで見つかる病気

横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!

横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。              横浜駅前にて開業45年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。                                                                                                         村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センターpc_26_03.gifでは、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。

急に気温が下がりました。

来週は再び暑い日があるようですので、着るものとかで調整し、お体壊さぬようお気を付けください。

 

 

レントゲンで得る情報

歯周病

 

歯周病は自覚症状に乏しい疾患ですが、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が吸収喪失してしまうので、レントゲンを撮影することで現状の把握、進行の度合いが正確にわかります。

 

 

嚢胞

 

嚢胞とは体の中に作られる袋状の病変で、レントゲン上に円形の影として認められ顎の骨の中にできるものを顎骨嚢胞と言います。自覚症状が無く気づかない場合もあり、放置されてしまうこともありますが、次第に大きくなって歯の位置が変わってきたり顔の形に変化が起きることもあります。

 

歯の生え方や位置の異常

 

歯は生える位置が決まっていますが、位置や向きが違う、本数が足りないまたは多いなど数の異常レントゲンによって発見されることがあります。

 

親知らず

「親知らず」は水平横向きや斜めまたは埋伏している場合や、そもそも親知らずが無いなどはレントゲンでないとわかりません。

親知らずに腫れや痛みが出ても、しばらくして落ち着いてしまうと放置され、次第に症状が悪化することもあるので、レントゲンでの確認が必要です。

 

 

このように歯科のレントゲン検査では、虫歯や歯周病の進行状況を知るためだけではなく、自覚症状のない病変を早期に発見することができます。

 

お口の健康を守るためにも、レントゲン検査は時に必要です。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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日付:  カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連, 健康保険・医療費

歯磨きが歯に悪いことがある?

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大分涼しい日が出てきました。

季節の変わり目、お体にお気を付けください。

 

前回入れ歯の清掃の話をしましたが、ご自身の歯のブラッシングの話です。

人生80年のこの時代、歯の健康・お口の健康は体の健康にとても重要です。

虫歯・歯周病の予防に正しい歯磨き(ブラッシング)ができていなければお口の健康は保てません。

「歯磨き」という言葉のせいか、ブラシを動かして「こする」イメージでやってしまっていませんか?

しかし、「歯磨き」は歯やその間などの隅々をきれいに掃除する行為であり研磨ではありません。汚れが落ちていることが重要です。

患者さんによって、歯の大きさ・歯並び・隣との接触の仕方・噛み合わせ・手の力・癖など千差万別であり、人によりまた歯の場所によりやり方は様々です。

間違った清掃方法によって、歯や歯肉を悪くしてしまっては何にもなりません。

 

電動歯ブラシもだいぶ普及してきたようですが、電動だからと言って必ずしも良く汚れが取れるというわけではありません。正しい使用法によって適切にブラッシングができるようにしましょう。

 

また、硬い歯ブラシでしかも研磨剤の入った歯磨き粉を大量に使用して強く磨けば汚れは取れるだろうと磨いた結果、歯が削れてしまったり歯肉が退縮して根の面が露出してしまったりすることがあります。

これは歯にとって、知覚過敏の原因になったり虫歯の原因となったり、歯肉においては退縮するということは根の部分を包む支える部分が減るということなので歯の寿命を短くすることにもつながります。

歯の間の汚れを取ろうと爪楊枝を使用したり、適応でない方が歯間ブラシを使用して歯肉を傷つけているという場合もあります。

 

良かれと思ってやっていることが実は仇になっていたら悲しくありませんか?

歯磨きがやり方によっては歯をダメにしていることがあるかもしれません

 

こういったことから、できれば歯科医師・歯科衛生士の指導を受け、自分にあった正しい清掃方法を身につけることが必要です。

虫歯予防・歯周病予防も正しい歯磨きの方法でやってこそです。

回数、時間、方法、使用器具等、一度見直してみましょう。

 

ご相談・検診をお待ちしています。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

 

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入れ歯は清潔に!

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9月というのに、まだまだ猛暑と名の付く日があります。

この夏の疲れも出てくる頃です。くれぐれも体調にご留意ください。

 

 

ある技工所がアンケートをしたところ、義歯の毎日の洗浄を約4割弱の人が行っていないという驚くべき結果です。そのうち1割くらいが全く洗浄していないということでした。

 

義歯はお口の一部であり、歯を磨くのと同様にできる限り毎食後洗浄する必要があります。

 

正しい洗浄方法で行っている人は約4割で、洗浄液に浸す時間も不十分な方が多いようです。

 

推奨される洗浄方法は、ブラシで汚れを磨き落とした後に洗浄液に漬け置きで除菌することです。

 

部分入れ歯で残存歯と接する部分やバネ(クラスプ)の部分には汚れが付着・停滞しやすく取り除きにくいので特に念入りにやりましょう。

洗浄液のみでは汚れは落ち切らないので、ブラシでまず磨き落とすことが重要です。

 

就寝時の装着に関しては、約3割の方が全部または一部を装着して寝ていると回答したそうです。

以前は必ず外して寝るように指示していましたが、残存歯の保護や震災避難時の置き忘れ、睡眠時無呼吸症候群の予防の観点から歯科医師の指示により装着している方が増えているようです。

 

就寝時に装着している場合はなおのこと、そうでなくとも、正しく義歯の洗浄が行われないと、残存歯の虫歯や歯周病にも影響するとともに誤嚥性肺炎や認知症などの危険性があります。

 

お口と体の健康のために、口腔内と義歯を清潔に保つことはとても重要です。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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チーズで虫歯を防ぐ

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今週は、台風10号に振り回されました。

今までは台風といえば1日か2日で通り過ぎて、台風一過 カッと晴れるというのが普通でしたが、今後も今回のような現象が起きやすくなるのでしょうか?

アメリカで起きるニュースで見る「ハリケーン」のような感じで恐ろしいですね。

 

 

WHOにより虫歯リスクに対する科学的根拠を「確実」「ほぼ確実」「可能性あり」「根拠不十分」の4段階に分けたレポートが作成されました。

それによると、虫歯リスク軽減の効果が「確実」とされる物質は歯科医院で塗布するフッ素、そして虫歯予防効果で知られている甘味料キシリトール「可能性あり」となっています。

ここで、「ほぼ確実」とされているのが、ハードチーズです。

ハードチーズの代表的なものは、チェダーチーズです。

 

虫歯は、その原因菌が飲食物に含まれる糖分を分解して酸を産生してこれによって歯のカルシウムやリン酸を溶かしだす「脱灰」を起こします。

ただし、ここで糖分が無くなると「再石灰化」という唾液に含まれるカルシウムやリン酸により溶けた部分の修復が行われるのです。

また、唾液には酸性に傾いた口腔内を中和する緩衝能も持っています。

 

この脱灰と再石灰化がきちんと行われれば問題はないのですが、糖分の摂取が多量であったり、継続的あるいは頻繁であると脱灰が進み歯の崩壊が起こりいわゆる虫歯となります。

➡ つまり、おやつなどをだらだらと食べ続けていると酸性の状態が続くのでよくありません。

口腔内にとどまる時間が長い、キャンディーやガム、グミなども良くありません。

 

チーズには再石灰化を促進する働きがあり、噛むことで唾液の分泌が増えカルシウム・リン酸によって修復が進みます。唾液に備わる緩衝能はチーズにもあります。

また、チーズに含まれるカゼインという成分は歯の表面に吸着して虫歯菌から歯を守ってくれます。

 

💡 こういったことで少しでも虫歯のリスクを減らすことができるのです。

できれば積極的に取り入れて、歯を大事にしましょう。

 

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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歯と認知症

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暑い日が多くなってきました。

梅雨にも入りうっとおしい季節です。熱中症に気を付けてお過ごしください。

 

昨年でしたか、歯周病と認知症に関連性があることが研究によって明らかにされました。

 

数年前には、ラットの実験において歯の喪失が脳細胞の減少をもたらすこともわかっています。

 

ひとにおいて、自分の歯でガムを噛んでもらう咀嚼によって「大脳基底核」・「前頭前野」など認知機能や記憶学習をつかさどる部位の賦活が認められました。しかし、歯を使わずに顎だけを動かしても同様の部位に賦活は認められませんでした。

つまりは、脳が活発に機能するためには歯を使った咀嚼が重要であることが分かったのです。

 

 

一方、歯科医師会の提唱する「8020」(80歳で20本の歯を残すこと)を達成した患者と歯が無い高齢の患者の脳を比較したところ、歯のない患者は記憶をつかさどる「海馬」や運動調節や感情をつかさどる「尾状核」、単語認知や数字認知をつかさどる「紡錘状回」に縮小が認められたそうです。

歯の喪失は、脳の活動だけでなく、記憶、感情、認知機能に関係する部位に脳細胞の減少をもたらすのです。 💡

 

疫学調査でも、高齢者において歯がある場合と比べてない場合の認知症リスクは高いことが分かっています。

 

歯を喪失しても、義歯を装着し使用することで脳機能はある程度改善することはわかっていますが、自分の歯が残っていることにはかないません

 

また、歯が失われることで食生活にも変化がおき、摂取する栄養素の偏りによって認知症への影響も起こりうるのです。

 

☆そういった意味で、自身の歯を喪失しないよう、長くいつまでもご自身の歯で食事ができるようにメンテナンスすることは重要で、認知症だけでなくそのほかの全身疾患を予防するうえでも重要です。

 

かかりつけ歯科医院を持ち定期検診を受けるようにしましょう

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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受診と歯の本数の関連性

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6月です。

今年も今月ではや半年 ホントに早い と思うのは私だけでしょうか?

 

歯科関連製品でおなじみのサンスターなどの調査により「歯科受診と歯の本数の関連性」について、20歳から70歳までの約23万人の大規模な解析データが報告されました。

 

この調査によると、口腔内に「歯が痛い」などの不具合があった時のみ歯科受診する人に比べ、定期的に歯科検診の受診をしてメンテナンスをしている人たちでは、70歳以上で4~5本歯の残存本数が多く、40歳以上のすべての年代で後者の方が有意に残存歯数が多いとのことでした。

 

また、喫煙者や糖尿病のコントロールが悪い人も年齢が高くなるほど有意に歯の本数が少ないことも分かったそうです。

 

➡ つまりは、普段から口腔内の健康管理のために定期的に歯科医院を受診している人は、単に具合の悪い時だけ歯科受診している人に比べて歯の本数が多いことがわかったということです。

定期的に歯科医院を受診し検診とメンテナンスを受けて口腔の健康を保つことが歯を喪失することを防ぐことに重要であることが裏付けられました。そしてこれは、全身の健康にも影響を与えるものです。

 

できるだけかかりつけ歯科医院を持って、定期的なメンテナンスを受け、口腔および体の健康を維持させましょう。

私たちも、そのお手伝いができれば幸いです。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

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歯にまつわる誤解

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歯に関する誤解や、世間的に言われている間違った話題についてです。

 

 

☆甘い物(お菓子)を食べなければ虫歯にならない

 

子供のころ、親から「お菓子ばっかり食べてると虫歯になるよ!」と言われたことがありませんか?確かにお菓子は虫歯の原因となります。

しかし、お菓子だけが虫歯の原因というのではなく、原因となる糖分はごはんやパン、果物などにも含まれており食材の多くに存在します。

虫歯の予防には、それらお菓子や糖の摂取量が問題ではなく、食べ方や時間 例えばだらだら食べっぱなしや飴などを口に入れっぱなしなど口腔内の停滞時間、そして摂取後の清掃つまりは歯磨きが重要です。

 

 

☆妊娠・出産すると歯がボロボロになる-

 

妊娠・出産後、お母さんは赤ちゃんに歯のカルシウムを取られてしまうから歯がボロボロになると聞いたことがありませんか?

すでに完成しているお母さんの歯から赤ちゃんにカルシウムが吸い取られることはありません

しかし、出産後に口腔内の状況が悪化することは実際にあります。

 

虫歯については、一番の要因としては「つわり」でこれによって胃酸が口腔内に上がってきてしまい、この酸によって歯牙が溶かされてしまうことが原因です。つわりのひどい方は直後に口をゆすぐだけでも良いです。また、他に気を取られることが増え、歯磨きがややおろそかになってしまうこともあるかもしれません。

 

また歯周病は、妊娠中にホルモンバランスの乱れによって妊娠性歯肉炎が起こりやすく、これにより歯肉出血があると歯磨きが不足してしまうことなどから、出産後歯周病に発展してしまうことがあります。

➡ ですから、赤ちゃんのせいではありません!

 

 

 

☆乳歯は生え変わるから虫歯になっても大丈夫

乳歯はどうせ抜けて永久歯になるまでの間だから虫歯になっても大丈夫と思っている方がいるようですがそんなことはありません。

 

乳歯で食事をとっている年齢の期間は、虫歯などで咀嚼がうまくできなかったりすると消化器系への負担などから栄養摂取がうまくいかず成長や顎の発育に影響があったり、永久歯の形態や歯並びに悪影響を及ぼしたりするので、生え変わる乳歯といえど重要です。

 

☆歯の汚れを落とすには強く磨く、歯磨ペーストを多く使う

歯ブラシは強く当ててゴシゴシ大きく動かしても汚れはむしろ落ちにくくなります。

➡ 強く当てると毛先が開いてしまうので汚れをかき取りにくくなり、大きく動かすと歯の間などのくぼみの汚れが取れません。

 

ブラシは軽く当てて時間を長くやることです。

また、歯磨ペーストはたくさん使う必要はありません。むしろ大量に使用すると含まれる香料などの清涼感によりスッキリ感が出てしまい、歯垢の除去が実際はできていなくても歯磨きを終えてしまったり、研磨剤により歯肉・歯牙のすり減りを起こしかねません。

 

歯磨きは力を入れずに軽く当て細かく動かして、歯磨ペーストは少量でなるべく長くブラッシングをするようにしましょう。

 

?と思ったら、聞いてみよう 😀

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正センター 一般歯科担当 岡田一記

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知覚過敏について

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暖かい良い季節にやっとなってきました。

しかし今年も暖かいを通り越して暑い季節にいきなりなりそうですね。 :mrgreen:

暑さに体が慣れていません。くれぐれも熱中症にお気を付けください。

 

知覚過敏は、虫歯が無いにもかかわらず主に冷たいものを口に含んだ際に数秒キーンとした痛みが出る場合をいいます。食事や飲み物、歯みがきなどの刺激によって一時的に起こるものです。

 

💡 歯の頭の部分(歯冠)の表面はエナメル質という知覚が無い部分がガードをしておりその下に象牙質と呼ばれる知覚のある層がありその内側に歯髄という神経・血管などが存在する部屋があります。

歯の根(歯根)の部分はエナメル質が無く歯肉とその下にある骨(歯槽骨)により象牙質は隠されています。

 

象牙質には象牙細管という神経の枝が歯の外側に向かって走行しておりその末端をエナメル質あるいは歯肉が通常覆って刺激を遮断しています。

 

原因

歯冠部では何らかの原因でエナメル質が剥がれたり、歯根部の歯肉が退縮すると、象牙質が露出して外部刺激が神経に伝わります。

 

冷たいものや熱いものの刺激や歯磨きの際の毛先が象牙質の象牙細管に触れた刺激が、痛みとして脳に伝わることにより知覚過敏が起こります。

 

 

知覚過敏はその痛みが不快なだけでなく、それにより食べ物がしっかり噛めなくなって顎関節や消化器官に負担を与えたり、歯磨きが十分にできずに虫歯や歯周病の悪化を招くことになります。

 

☆エナメル質が失われる原因としては、歯磨きによるすり減りや物を噛むことや歯ぎしりなどによるすり減り(咬耗)(磨耗)などによって起こります。

 

☆根面の露出は、歯みがきが強すぎることによるすり減りや、歯周病、歯ぎしり・食いしばりなどから起こってきます。

 

☆ホワイトニングの副作用として発現することもあります。

 

治療

 

●知覚過敏防止用の薬の塗布  各メーカーより種々の薬が出ていますが以前に比べて効果が期待できます。

 

●象牙質のコーティング  象牙質が咬耗や磨耗により露出して場合には歯科用の樹脂によりコーティングして刺激の遮断をします

 

●咬合調整

 

●歯ぎしりや噛みしめの場合には噛み合わせの調整やマウスピースの装着

 

●歯周病による2次的な知覚過敏であれば、歯周病治療を行った上で知覚過敏に対する上記のような治療が必要となります。

 

 

●耐えられない痛みであれば、神経を取る治療となってしまいます。なるべくならば、歯にとって神経があることはメリットですので、様々な治療を試みたうえでの最終手段です。

 

 

セルフケア

 

市販されている知覚過敏用の歯磨き粉の使用

知覚過敏を軽減する成分を含み、継続的に使用することで症状が和らぐ場合があります。

 

硝酸カリウム 神経の反応が鈍感になり痛みを軽減する作用がありますが、即効性が

ある代わりに持続性がありません。

 

乳酸アルミニウム 象牙細管の末端を覆うことで症状を軽減しますが、即効性が無く効果が発現するまでに時間を要します。

 

 

歯の神経の状態がどのような状況にあるかは、私たちが歯を診てもレントゲンを撮ってもわかりません。

できるかぎり神経を取らずに残すように様々な手段を尽くして、いよいよ我慢できない痛みなのであれば前述のように神経を取ることになるでしょう。

この我慢ができない痛みというのも、私たちには客観的に確認ができません。

ですので、治療は様子を見ながらということになります。

 

強い冷刺激や熱刺激は禁物ですが、適度な刺激は神経自身が防御反応を起こし知覚過敏を防止するように神経の入っている部屋の内壁を厚くしますのでこれができてくると治まってきます。

これからの季節、冷たい物が欲しくなってきます。知覚過敏だけでなく、虫歯ということもあるので、しみることが続くようであれば一度歯科医院へ・・・

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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見逃すな!歯肉の出血

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昼間はすっかり暖かくなりました。

桜はやはりいいですねぇ 😀

でももう終わりでしょうか?儚い 😥

 

歯みがきをすると血が出ませんか?

意外と歯肉出血が続いていてもあまり気に留めていない方が多いように感じます。(>_<)

一般的に歯肉からの出血が継続的にある場合は歯肉炎を引き起こしていることによるものが多いので、さらに進行して歯周病ということもあります。

ブラッシングはしているんだけれど、歯肉からの出血が続いているという時は、気づかないうちに歯周病が進行していることがあります。

 

歯周病は物言わぬ病気(サイレントディジーズ)と言われ、ほとんど自覚症状が無く進むことが多い病気です。歯肉の出血はそのうちの数少ない自覚のできる症状です。

これを見逃さないようにすることはその後の歯の寿命に影響する可能性があります。 💡

 

名の通り、歯の周りの歯を支持しているところの病気であり、進行することによって歯は支えを失っていき「抜歯」が終末処置になります。

 

➡ ご自身の歯をどれだけ長く使い続けられるか、いつまで自分の歯で噛むことができるかはほぼ歯周病の進行に左右されると言っても過言ではありません。

 

また、歯周病は全身疾患にも影響があることが近年注目されてきており、医科における手術前に口腔ケアの依頼を受けることも最近はしばしばです。

 

心臓疾患・脳血管疾患・糖尿病・リウマチ・認知症など影響は多岐にわたります。

歯周病に関しては折に触れ過去にも書いてきていますのでご覧になってみてください。

 

また歯肉出血は、口内炎と鑑別しにくい初期の口腔がんにも注意が必要です。

 

💡 歯肉の出血が続く時には、早めにかかりつけの歯科医院を受診しましょう。 😛

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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詰め物が取れた

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暖かくなってきたのかと思いきや、また寒い日があって差があり過ぎで本当に体には良くないです。

皆様 お体お気を付けください。

 

詰め物や被せ物が取れているのを放置するのは危険です。 💡 

取れているのを承知でそのままにしているのは、たとえ痛みがなくてもよくありません

 

➡ 痛みがなければそのままの状態で変化が無く、治療はいつでも大丈夫ということではないですよ。

 

取れた直後であれば、取れた物があれば場合によってはそのまま着け直すだけで済むかもしれません。

 

様々ご都合はあるかと思いますが、なるべく早く受診しましょう。🙏

 

詰め物が無い、被せ物が無いという状態は、不完全な形態であり少しずつであっても歯は変化していきます。😥

 

虫歯が進行してさらに歯質が失われていけば、詰め直しで済んだのに、強い痛みが出始まるあるいは、痛みのあるなしにかかわらず神経を取ることになってしまう、さらにひどくなれば抜歯に至るということもあります。

 

特に詰め物が取れた場合、当然穴が開いているので深さや位置によっては十分な清掃ができないために虫歯が進行する確率は高くなります。

 

すでに神経を取っている歯であればなおさら進行に気づきません。

 

詰め物・被せ物が無いことにより、上下あるいは隣の歯との接触関係が無くなっている場合があり、取れてしまった歯を含めてそれぞれの歯に移動が起こり、咬み合わせに変化が生じ、他へ様々な影響が出ることもあります。

 

歯への力のかかり方や、食べ物が挟まるなどによって歯周組織への影響が出て、歯周病の原因にもなります。

 

つまり時間が経てばその分治療は大変になり、歯の寿命も短くすることがあります。>﹏<

 

 

毎度最後のコメントは同じになってしまいますが、「不具合があれば極力早く受診しましょう」「何も無く感じていても、定期的に検診を受けましょう。」ですね。(^U^)ノ~YO

川崎市幸区御幸公園

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記

 

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村田歯科について

〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-1-6 菱進横浜ビル3F

TEL:045-314-0881

JR横浜駅西口・きた西口より徒歩1分

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午前診療
10:00∼12:30
× ×
午後診療
14:30∼19:00
× ×
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