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歯の根に生じる膿み(歯根嚢胞)

横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センターpc_26_03.gifでは、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。

 

 

 

年末年始、暖冬傾向で厳しい寒さが少なかったですが、今日(18日)は一転 寒いです。一説によると、暖冬の年は関東地方に大雪が降ることが多いとか・・・

寒暖の差があるので体調管理にはお気を付けください。

さて、年末のブログで触れた「歯根嚢胞」です。

 

歯の根の先にできた、膿汁を含んだ袋状の物を「歯根嚢胞」と言います。

虫歯や物理的な刺激などにより、歯の神経・血管(歯髄)が死んでしまった(壊死)歯や、以前に歯髄を取り治療をした歯に起こります。

 

神経・血管の入っている部分を歯髄腔および根管と呼びますが、ここに何らかの理由により細菌感染が起こることによって、根の先端部分の顎の骨に膿が溜まり、大きくなるとレントゲン上で黒い円形の塊として見られます

慢性の状態では、症状はあまりなくレントゲンにより発見されるまでわからないこともあります。

何らかの原因で急性期になり膿が溜まり始めると内部圧力が高まり痛み、腫れを生じますが、その後歯肉にフィステル(瘻孔)ができるとこれが膿の出口となり痛みは引きます。下顎では稀にフィステル(瘻孔)が顎の下部の皮膚にできることもあります。(外歯瘻)

 

このフィステル(瘻孔)を、口内炎と勘違いされる場合があります。ga-n01.gif

icon_exclaim.gif急性期を過ぎると、フィステル(瘻孔)は閉じてわからなくなってしまう場合もありますが、治癒したわけではありません。

 

このまま治療をしないで放置すると嚢胞は大きくなり、顎の骨は溶けて、顎の骨が膨隆する、歯の根の先端が溶けて短くなる、歯が動く、あるいは上顎では鼻症状・目の下の腫れ・眼球突出、下顎では骨折ということも起こりえます。

 

治療法は主に多く行われるのは3通りです。

①根管治療

嚢胞が小さい場合は、歯に穴を開け歯髄腔および根管内を清掃・消毒をして嚢胞部の痛みや腫れなどの化膿性の炎症が治まったら根管内に薬剤を詰めて再び歯を作ります

②歯根端切除術

麻酔をして歯肉を切開し骨を削って、歯根嚢胞とそれを含む根の先端部分を取り除き、その後歯肉を縫合閉鎖する治療法です。この治療法は、被せ物が除去できず根管治療ができない場合や嚢胞が大きい場合に行われます。また、根管治療だけでは治癒が難しい場合に併用することもあります。

③抜歯

嚢胞、炎症が大きくどの方法によっても歯を残存させることが難しい場合には抜歯になります。

 

症状の有る無しにかかわらず、早めの治療がやはり大事です。

いずれの治療も当院にて可能ですので、ご相談ください。nurse.gif

 

村田歯科医院/ 村田歯科 横浜矯正歯科センター  一般歯科担当 岡田一記

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  カテゴリ:虫歯(症状・治療など) and tagged

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