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アーカイブ: 7月 2012

間食と虫歯

オリンピックが始まりました。サッカーが男女ともに初戦を勝利で飾り、幸先良いスタートを切ったと思います。ヨーロッパでの開催なので時差があり夜中の種目も多く寝不足になりそうですね。

こんなスポーツのTV観戦となると「カウチポテト」な方もいるんじゃないでしょうか?私もその一人・・・ビール片手におつまみなんて(^^)/

さて、こんな間食について簡単にひとこと(ーー゛)

歯にとって一番よくないのはお菓子などをだらだら食べ続けることで、その量ではありません。

食べた後にお口の中でいわゆる虫歯菌と呼ばれるものが、を作ります。この酸が歯を溶かして虫歯を発生・進行させるのです。

ただここで唾液が分泌されると、この酸を洗い流し中和させる働きがあります。これによりたとえ歯磨きをしなくても虫歯の発生・進行はある程度抑制されるのですが、食べっぱなしでいると酸の生成が続けられてしまうのでその効果が発揮できなくなります。

つまり、同じ量を食べるにしても食事と間食とその間に必ず間隔を開けることが大事なのです。ですからお子さんにお菓子を与える時も、食べっぱなしにならないようにおやつの時間を決めて、その時だけにするよう心掛けてください。

コーラ片手にカウチポテト・・・幸せなんですけどね・・・最悪です(ー_ー)!!

そんな事に気を付けて日本を応援しましょう!ニッポン チャ チャ チャ(^_^)/~

横浜 村田歯科医院  岡田 一記

 

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:未分類, 予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連

乳歯 正しい 歯並び  - お口のチェック① -

 

夏休みですね

お休みの間に、是非!やっていっただきたいお口のチェックをいくつかご紹介します。

 

夏休みですから、小さいお子さんをお持ちのご家庭ではにぎやかになりますね。

そこで、今回は、まずは「乳歯の正しい歯並びについて」です。

 

 

お子さんの口の中をじっくりとチェックをしたことがありますか?

乳歯の正しい歯並びはどういう状態かご存知ですか?

乳歯は抜けてしまうから、「まーいいや!」と思っていませんか?

 

よーーーーーく、チェックしてみてください.

多少嫌がられても・・・・・・・(00;)/・・・・・将来のためです。

 

上下の前歯かみ合わせが反対になっていませんか?(反対咬合)

 

前歯がすごく突出した出っ歯ではありませんか?(上顎前突や下アゴ劣成長)

 

しっかり噛みあわせても上下の歯が開いたままになっていませんか?(開咬)

 

すでに乳歯の段階で歯並びがガタガタしていませんか?(叢生)

このように見れば明らかに歯列不正がわかる場合もあります。

 

がっ、しかし・・・・

 

こんな勘違いをしてしまう親御さんもいらっしゃいます・・・?

  『うちの子はとってもキレイにピッタリ並んでいるから大丈夫だと思います!』

 

                                        と自身満々に・・・・・・

実はこれは大きな間違いです!

結論から言いますと、乳歯列の理想的な歯並びは

上下の前歯12本すべての歯にすき間があいている!いわゆる「すきっ歯状態」なのです。

 

 

永久歯の幅は乳歯の1.5倍の大きさがあります。乳歯の時にすき間なくきれいに歯が並んでいると将来、乳歯より幅の大きな永久歯が生えそろうスペースがないため、デコボコと重なるように生えて歯並びが悪くなる可能性が非常に高くなります。

『すきっ歯』は、幅の大きい永久歯がきれいに並ぶための用意されたスペースなのです。

 

隙間のないきっちり並んだ乳歯列は要注意です!

この夏休み!もう一度お子さんの歯並びをチェックしてみてください・・・・・(00)・・・・・・

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田 正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:予防歯科・デンタルケア, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 赤ちゃん・子供の治療

夏の食材 について

 

そろそろ天気も安定してきて、今週から夏空も戻ってきそうですね。太陽もギラギラ照りつけ、暑くなりそうですね。そんな夏の日差しを受けて元気になる!!と言えば、夏休み中の子供たちもそうですが・・・・・・

暑い夏を乗り切るための栄養をわたしたちに与えてくれる

そうです!「夏の食材たち」

「夏の食材」といえば、ナス・ピーマン・オクラ・ゴーヤやトマトなど見た目の色も鮮やかな夏野菜たちやお魚ではイワシ・アジやサバなどの青物系の魚たちですね。

そこで今回、独断と偏見で選んで(汗)

リコピンを多く含んだ「トマト」についてです。

トマトといえば、最近ではダイエットブームがありましたね。

 

トマトの種類と言えば、ミニトマト・赤系・ピンク系・ファーストトマトなど色々あります。特に赤系のトマトには、抗酸化作用の強い「リコピン」が多く含まれ健康効果が期待され、様々な研究が行われています。

栄養素としては、ビタミンA・C・E、カリウム、カルシウムや食物繊維など豊富でダイエット効果があるとされた、不飽和脂肪酸の一種も含まれています。

 

このトマトに多く含まれる「リコピン」とは、ベータカロテンの約2倍、ビタミンEの約100倍の強い抗酸化作用を持っており、メタボリックシンドロームの予防、大腸がんの予防や美白効果などがあり、さらにオリーブオイルなど油脂分と同時に摂取すると活性酸素(ガン、生活習慣病や老化の原因とされている)の除去作用も高くなるとされています。

 

実は、歯科関係のある病気にも予防効果があるとされ期待されているんです。

 

それは「歯周病」です!

 

ある研究では、リコピンが骨の破壊を抑制すると言うことが解明されました。

 

骨粗鬆症や歯周病など炎症が関連する骨の疾病は、高齢化が進んでいるため社会的影響も大きな問題となっています。この炎症を伴う骨の破壊は、インターロイキン-1(IL-1)という炎症に関連する因子によって、骨を吸収してしまう破骨細胞の数が増加することに起因するとされているそうです。

その研究では、リコピンがIL-1 による破骨細胞数の増加を抑制することを明らかにしたという。従ってリコピンは、骨の疾病(骨粗鬆症や歯周病など)を予防する効果が期待できるとのこと。

 

どんどん研究もすすんで、歯科も含め色々な予防効果が解明されるといいですね。

 

この夏は、「夏の食材」をモリモリ食べて元気に乗り切りましょう・・・・・

ちなみに私は

お手軽?手抜き? の 「さっぱりトマトカレー」 が好きです

 

<材料>

・ホールトマト 1缶  ・たまねぎ1個  ・お好きなお肉(ひき肉か鶏肉がgood)   ・市販のカレールー  ・オリーブオイル  ・トマトジュース  ・塩コショウ  ・バジル少々

 

作り方は、普通のカレーと同じです。ただ水は一切使いません。こんな手抜きレシピでよければ試してみてください・・・・・(汗)

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター

 

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア

子供の歯並び チェックはいつ頃?

 

最近、不安定なお天気が続きますが、もう7月中旬!

そろそろ夏本番といったところでしょうか?

前回、大人の矯正について、記事を書かせていただきましたが、今回は、夏休みということで・・・・・・・

(特別企画というわけでもあえいませんが)・・・・・(00;)

 

「子供の歯並びは何歳ごろチェックしたらよいのか?」

「矯正治療を始めるならいつごろが一番良いタイミングなのか?」

 

についてです

 

★結論から言います★

 

歯列不正(歯並びの悪い状態)の種類や永久歯の生え具合で、矯正装置の種類や使用開始時期が、各個人で変わってきますので、一概に何歳から!!というものではありませんが、永久歯生え変わり中の混合歯列期が最も良いタイミングです。これは「小児矯正」や「第Ⅰ期矯正治療」と呼ばれる早期治療のタイミングです。

 

だいたい、6~7歳ごろ矯正相談でチェックした方が良いと思います

 

早期治療を行うと アゴの成長をコントロールしながら矯正治療を行うことができるので非常に効率的で苦痛の少ない矯正治療が可能となります。特に上アゴと下アゴの成長のピークは違います。一番良いタイミングを見極めるのが大切なんです。

 

それからでも、遅いことはありません。実際、8歳頃から始めるお子さんも多いです。

良く、前歯4本が生え変わったくらいが良いタイミングです!という言葉を耳にすることが多いし、私たち矯正専門医もそういう言葉を使う場合もあります。

 

アゴの成長傾向と歯の生え変わりの時期が平均的なお子さんなら、それでも十分良い治療効果が得られると思います。

 

しかし、個人的な見解も少し含みますが、最近、どうも歯の生え変わりの時期が遅いお子さんも良く見られます。食習慣との関連性もあるのでしょう。

ですから、

 

前歯4本生え変わったのを待ってると、小学校高学年になっってしまった!

アゴの成長はどんどん進んでしまい最も良いタイミングを逃してしまった!

 

ということになります。

 

このような理由で、少々早めの

 

6~7歳ごろ

 

が、矯正相談を受ける最も良い時期だと考えています。(ただし、乳歯列期で、受け口がひどい場合は、3~5歳児から受け口の早期治療が必要なこともあります。乳歯の受け口は注意してください・・・・)

 

仮に矯正相談へ行った時の生え変わり具合が、治療を受けるには、少々早すぎる場合でも、歯列不正予備軍かは、ほとんどの場合判断できます。

早すぎた場合は、先を見据えて、3~6ヶ月の歯並び定期検診をオススメします。そうすれば

 

「これだっ!!!!」 ってタイミングは逃しません!

 

 

ご両親が、あれ?と思うまえに、まずは矯正相談を受けてみてください。

 

しばらく様子をみましょうでは、最も良いタイミングでの治療が手遅れになることもあります。

また、永久歯の生え方にも影響するので、乳歯も安易に抜いてはいけません。乳歯の早期抜歯は永久歯が並ぶためのスペース不足にもつながります。

それにより、後の矯正治療が非常に困難なったり、治療期間も延びます。

是非、誰に言われるでもなく、6~7歳くらいに歯並びチェックで矯正相談にお越しください。

 

最も良いタイミングでの矯正治療のために・・・・・・

 

 

 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

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日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など)

大人の矯正治療 何歳まで?

 

そろそろ夏休みですね。小さなお子さんをお持ちの家庭では、家族みんなでお出かけや旅行にと、楽しいやら、忙しいやら賑やかな時期になりますね。

当院でも、学校がお休みで、日中に矯正治療の相談にこられるお子さんも増えてきます。

夏休みになったなあ・・・・・と実感してしまいます。

 

お子さんの矯正相談時に、

「この子の歯並び悪いのは、私に似て遺伝だと思うんです」

「私もガタガタなんで・・・・・ニッ!!」

「私も治したかったんですが、もういい歳だし、治せませんよね?」

なかには、そんなことをおっしゃるお母さんがいらっしゃいます。

 

「・・・・・・・・・・・」 その答えは・・・・・

「いえ、ちゃんと治せます。矯正治療に年齢は関係ありません!です

 そう!年齢は関係ないのです。

 

そこで今回、大人になってから矯正治療をしたいけど、果たしてきちんと治るのかどうか?年齢を考えて、もう矯正を出来ないと思い治療の機会を逃してしまっている方々へ

 

「大人になってから、矯正治療を始める場合」 

についてです。

 

まず、結論から言いますと・・・・・・・・

 

そうです!矯正治療に年齢制限はありません。

 

もちろん、人が成長する中で、顎の成長期など一番良いタイミングというのはあります(この時期については、違う記事でお話します)。しかし、この時期、このタイミングを逸してしまうと、「歯並びが治らない、矯正治療ができない」ということでは決してありません。

 

 歯と歯茎と歯を支える骨が、矯正治療を許容できる範囲で健康であれば、いくつになっても治療は可能です。大人の方でも、矯正治療を受けている方はたくさんいらっしゃいます。

当院でも、かみ合わせや歯並びが悪く歯周病になりやすいために60~70歳代の方で矯正治療を開始したかたもいらっしゃいます。

また、最近は、子育てに一段落した40~50歳代の主婦の方々が矯正治療を始められるケースも多いです。

 

いろいろ話を伺うと・・・・・・・・

「ずーと悩んでいたけど、なかなか忙しくて相談に行けなかった」とか

「大人になって歯並びがすごく気になっていたけど、矯正治療はもっと若い頃しか出来ないとおもっていた」とか

そうおっしゃる方が多いです。

虫歯や歯周病で、歯を何本か無くしてしまって、部分入れ歯を使用していたが、矯正治療を行ったために、入れ歯からブリッジへ変更できたり、矯正治療とインプラント治療を併用したため、最小限の治療で済み、さらに入れ歯を使うことから脱したなんて患者さんもいらしゃいます。

通常、歯が悪くなる過程としては・・・・・

虫歯や歯周病 ⇒ インレーやクラウン(銀歯) ⇒ 歯が抜ける ⇒ ブリッジ ⇒ さらに抜ける ⇒ 部分入れ歯 ⇒ どんどん悪くなる ⇒ 総入れ歯 

なんて過程があるわけです(もちろん、この過程を踏まないよう治療や指導していくのが歯科医の役目ですが・・・・・

 

しかし、矯正治療をいれることで

「 部分入歯 ⇒ ブリッジ 」 「 ブリッジ ⇒ クラウン 」 のような歯が悪くなる過程を逆行することが出来る場合も多々あります。

いわゆる、「口のなかのアンチエイジング」とでも言いましょうか!!

 

当院でも、始めはお子さんの矯正相談にいらして、その時、お母さんも治せることがわかって!

 

親子そろって矯正治療!!

 

なんて患者さんもいらっしゃいます。

年齢を考えて、もう矯正を出来ないと思いこんで、治療の機会を逃してはいませんか?どんな年齢でも必ず矯正治療は出来ます。

とりあえず、あきらめないで一度、矯正相談を受けてみてはいかがでしょうか?

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 噛み合わせ・顎関節症

夏季休診のお知らせ

 

<夏季休診のお知らせ>

8月10日(月)~15日(木) まで 夏季休診日とさせて頂きます。

数日間休診になりますので、連休の直前では処置内容が限られてしまう場合があります。とくに外科的な処置が必要な場合や処置により痛みが生じる場合などです。痛みや気になる症状がある場合は、お早目の受診をお願いいたします。

 

当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたします。
ご了承の程、よろしくお願いいたします。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター

 院長・スタッフ一同

 

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:未分類

舌側矯正(リンガル矯正・裏側矯正) について

 

まだまだ、曇りや雨の日が多いですね。そろそろ、ジメジメした梅雨も明けて、スカッと晴れて!

早く「☆キラキラした夏☆」になって欲しいものですね。

キラキラした夏は良いのですが、矯正治療希望の患者さんの間では、どうもこのキラキラはきらわれてしまいます。正確にはギラギラでしょうか?

そう!表側に見えるブラケット(または、ブレース)と呼ばれる金属色の装置のことです(汗)

ただ、当院では、矯正専門外来設置の当初より、表側の矯正の場合、全てのケースに前歯は透明な(または、白い)見えにくい装置を使用しています。さらにワイヤーも目立ちにくい色を使用しています。

それでも、だいぶ見えにくくなりました☆  がっ!

しかし!

それでも、どーーーーしても、全く目立たず!シークレットに矯正したい方が、多いのも事実です。

 

そこで、今回、このキラキラ感?ギラギラ感?が全くゼロの舌側矯正(リンガル矯正・裏側矯正)についてです。

 

皆さん、舌側矯正と聞いてどんなことをイメージされるでしょうか?

 

「高い?」 「違和感が強く大変?」 「時間がかかる?」 「治りが悪い?」

そう思われる方も多いのではないでしょうか?確かに以前は、装置も大きめで違和感が強かったものが主流でした。治療効果も一部ではあまり良くないケースもあったようです。

しかし、最近では色々な新しい方法・装置やシステムも確立され、さらにそれらを組み合わせることでより良い治療が可能になってきましたつまり、いいとこ取りですね V(00/

 

当院でも、だいぶ舌側矯正の患者さんが増えています

 

歯の裏側に装置をつけて矯正する舌側矯正は、装置が表側から見えないため、審美的(装置が見えない)に有利です。また、年齢や職業を選ばない優れた矯正方法です(職業柄、表に見える装置はタブーな方もいらっしゃいます)。

 

さらに、最近では、舌側矯正に症例の制限はありません。また、ケースによっては、治療期間も通常の表側の矯正とほとんど差が無くなってきました。

見えないし!治療期間も差ほど延長しないし!周りに気づかれないうちに治るし!いいこと尽くめですね・・・・・・

とはいっても、注意点などはどんな治療にも存在するものです。

 

 そこで、メリットとデメリットについて触れてみます。

<メリット>

・ 表から見えないこれは最大のメリットです

職業柄表側の矯正ができないという人には、舌側矯正が最適です。舌側矯正では、他人に気づかれずに矯正を行うことができます。

 

  矯正中の虫歯トラブルになりにくい

歯の裏側は一番かたい層であるエナメル質が表側よりも厚く、食べカスを原料に細菌が出す酸に強いのです。また、歯の裏側は唾液の循環が良いために、細菌がこの唾液の静菌作用や殺菌作用によって増殖しにくくなっています。

 

・  舌の癖が抑制され、矯正後の後戻りのリスクが減ります

歯が前に出ている方の多くは、舌で前歯を押している癖があることが多いです。通常、口を閉じてリラックスした状態では、舌は上の歯の付け根から1センチほど奥に下がったスポットといわれる位置にあるのが正常です。しかし、舌が上の歯に触っている方は、舌で歯を押している可能性があります。歯は頬や唇が内側に押す力と、舌が外側に押す力の釣り合った位置に並んでいます。常に舌で歯を押していると、このバランス崩れ、歯が動いてしまうのです。この癖が治らないままでいると、矯正治療をして、良い歯並びになったとしても、舌で押す力で後戻りしてしまうこ可能性が高くなります。舌側矯正では矯正装置が付いているので、舌がスポットの位置から上方に動くことを抑制する効果があります。よって、舌の癖を防止する装置の役目も果たし、矯正治療中に舌の癖も矯正され、装置を外した後の後戻りのリスクが減ります。

 

・ 前歯を引っ込めるのに有利

矯正治療で前歯を引っ込める時に、奥歯を固定源として前歯をひっぱって移動させます。しかし、表側の矯正では前歯が後ろに移動しないで、フレアアウトといって、奥歯が逆に引っ張られて前に移動してしまうことがあります。舌側矯正では、固定源となる奥歯を動きにくくする作用があるので、前歯をきちんと後ろに移動させることができ、前歯が引っ込みやすくなります。いわゆる出っ歯の方の治療には舌側矯正の方が効果的といえるでしょう。

 

 

<デメリット>

・ 最初慣れるまでは、発音や食事がしづらい

舌を歯の裏側にあてて発音する言葉は、裏側に装着してある装置が邪魔になって若干不明瞭になることがあります。日本語では、さ行、た行、ら行の言葉、英語では、th、lとrの発音に影響がでるようです。しかし、個人差はありますが、1月ぐらいで慣れてきて、普段どおりの発音で話ができるようになってきます。また、食事の時に関しても、装着当初は硬い物が食べづらかったり、頬の内側を噛んでしまったりすることがあります。しかし、これは舌側矯正にかぎったことではなく、表側の矯正でも一時的に起こることで、すぐに慣れてきます。

 

・ 舌に常に触れるため、違和感を長く感じる人もいます

個人差はありますが、装置を装着してから1~2週間ぐらいで慣れてきます。また、最近の新しい装置は小さいものが主流になりつつあり、違和感はさらに少なくなり、2~3日以内に慣れるという報告もされています。

 

・ 裏側で見えにくいため、歯磨きがしづらい

歯の裏側は凸凹していますし、普通の状態でも表側より歯磨きがしにくいものです。矯正装置を付けているので、当初歯の磨きにくさを感じる場合もあります。


・ 表側の矯正より多少、費用が高い

舌側矯正では表側矯正に比べて約1.3~1.5倍の費用がかかります。これは、歯の裏側は形態が複雑なために、歯の表側に装置を着ける時のように直接、見ながらその場で装着することができず、舌側矯正専用のブラケット(ブレース)やワイヤーも患者さんひとりひとりに合わせたオーダーメイドの装置をつくる必要があるからなのです。これには、何段階もの作製手順が必要で、大変な手間がかかるために装置の費用が高くなります。

などがあげられます。

どうでしたでしょうか?なんとなくはご理解していただけたでしょうか?

良い治療法であることは確かです。私も舌側矯正にも積極的に取り組み、学会(日本舌側矯正歯科学会)なども参加しており、日々、精進していこうと思っています。

 

また、当院は、院内に歯科技工士が常駐している技工室があります。

なるべく効率的に良い物が迅速に作れれば、製作費用も抑えられます。

皆さんが少しでも、舌側矯正治療を受け安いように装置製作の面で、少しでも費用が抑えられるようにも努力しています。

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など)

村田歯科について

〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-1-6 菱進横浜ビル3F

TEL:045-314-0881

JR横浜駅西口・きた西口より徒歩1分

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