横浜駅チカ歯科医院 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。 横浜駅前にて開業45年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
まだ7月も始まったばかりですが、暑い日が続きます。
水分補給、バランスの取れた食事、睡眠をきちんととって乗り切りましょう。
虫歯が進行すると痛みを感じます。これは、歯の内部にある「歯髄」という組織が知覚をつかさどっており、一般的に患者さんへは「歯の神経」という言い方でご説明されていると思います。
虫歯などで、歯に痛みを感じるのはこの歯髄が「歯髄炎」という炎症を起こすことにより生じ、進行・悪化した場合には激しい痛みとなります。
軽度の痛み、虫歯であればこの歯髄炎は治癒が見込める場合(可逆性歯髄炎)もありますが、さらに進行してしまう歯髄炎(不可逆性歯髄炎)では歯髄の保存は難しく神経を取る(歯髄除去・抜髄)と言われる治療が行われます。
しかし、歯髄を除去した歯はその歯の寿命が短いという報告も多く、できる限り歯髄は残したいと考えています。
ところが、歯髄炎の正確な診断は難しく、レントゲン撮影によっても知ることはできず、可逆性なのか不可逆性なのかの境界の判断基準がなく、患者さんの訴える症状や歯科医師の経験に頼っているのが現状です。
歯髄の状態が分からないために、治療方針が立てにくいという状況なのです。
私も歯科医師なりたての頃より、この歯髄の診断方法は何とかならないのかとずっと考えていました。
この問題を解決するため、ようやく大阪大学でラットに虫歯を誘発させて詳細な画像解析、病理組織的解析によって軽度の虫歯と重度の虫歯における違いを発見したそうです。
そして種々の虫歯の状態に対して歯髄を温存させるための治療法を行い、それが奏効する「可逆性歯髄炎」と奏効しない「不可逆性歯髄炎」のモデルを動物実験ではありますが確率することができたそうです。
このこれまで困難だった歯髄炎の正確な診断並びに歯髄保存療法の適応が確立されることが期待されます。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記