先日、赤ちゃんの歯ぎしりについて、お話させていただきました。
今回は、「続編」とでも申しましょうか?
もう少し大きくなってからの歯ぎしりについて、
「子供の歯ぎしり」 についてです。
だいたい、2歳半~3歳以降です。
ウチの自分の子供が歯ぎしりをする!!(><;)
と心配される方は意外と多いのではないでしょうか。
乳歯が生えそろい、歯ぎしりが収まっても、生え代わりなどの時期に再び歯ぎしりが出易い場合があります。
子供の歯ぎしりは大人の歯ぎしりと違って、精神的ストレスからくるものではない場合が多いと言われています。その為、大人の歯ぎしりのように特別に治療したり予防したりする事は少ないものです。
子供の歯ぎしりは、顎など骨の成長過程によるものと考えられていて、生活環境の変化や歯の環境の変化が大きい時に出易いものとされています。
生活環境の変化が大きい!?
例えば、保育園や幼稚園への入学時などに起りやすいとされています。親元から離れて、沢山のお友達との生活は子供にとっては大きな環境の変化です。こういった時期に歯ぎしりが出やすいとされています。
これらの子供の歯ぎしりは放っておいてもこれらの環境が落ち着いて慣れてくる事で改善される事が殆どです。
ただ、やはり稀に違ったケースもあります。
では、注意しなければならないケースとはどんな場合でしょうか?
歯ぎしりが原因で歯の減りが異様に多かったり、顎に痛みをうったえる事があれば歯科医院で診察を受ける様にして下さい。
いくら落ち着くケースがほとんどといっても、子供の歯ぎしりでも負担が掛かっていない訳ではないので注意しておく事が大切です。
今回は、歯ぎしりについてでしたが、他にも注意が必要な症状や癖もたくさんあります。
口呼吸、噛みしめ、頬杖、母子吸引癖(指しゃぶり)、舌突出癖、咬唇癖(唇を咬む)や嚥下(飲み込み)の異常などなど・・・・・・・
まだまだ、たくさんの専門用語のついて、良くない症状や癖があります。
将来の咬み合わせ医や歯並びの良し悪しにも繋がりますから日頃からきちんと子供の姿勢や癖をよーく観察をしておく事が大切と言えます。
これ大事です!!
なにか、気になったことがあれば、とりあえず受診されることをオススメします。
なんでもなかったら、「あー、良かったね v(0。0)/」で済みますから・・・・・
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人