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知覚過敏  - お口のチェック③ -

 

もう8月も終わりですね・・・・・

夏休み特別企画?・・・・・・(汗)

-お口のチェック ③-  も最終章です

 

もうすぐ9月!そろそろ秋の気配が・・・・・・

 

いやいや、連日、猛暑猛暑の真夏日!まだまだ続きそうです(><;)

 

夏休みが終わっても、まだまだ冷たい飲み物、冷たい食べ物、カキ氷、アイスクリームやガリガリ君(笑)が恋しいですね。

そこで、今回は、冷たい食べ物を口にしたとき

 

キ~~ン」(><;)

とした痛み!

 

そう!「 知 覚 過 敏 」についてです。

 

冷たい水がしみる、甘いお菓子を食べたら歯がジーンと痛む、風が当たるとしみる、歯ブラシで磨いたらキーンとしたというようなことがあります。その歯を見ても、黒く穴が開いているわけでもないし、普段はなんともない。それが、いわゆる知覚過敏という状態です。

 

知覚過敏は、歯の根元付近が露出しているような歯にみられることが多い症状です。数日の間、水にしみやすかった歯が、気づいたらしみなくなっていたということもあります。この場合は適切なケアをすれば、歯の神経の方で、バリアを作り知覚過敏は改善されていきます。軽度な段階では、自然に治っていきます。 

 

この歯がしみたり、痛みを感じるのは、エナメル質(歯の外層)の次の層にあたる象牙質という歯の内部の部分が露出しているときです。象牙質には細い管状の構造物(象牙細管といいます)があり、その管を通して外部からの刺激が歯の内部の神経(歯髄)に伝わります。

 

歯の神経は、温度、圧力などを区別することがなく、加えられた刺激は全て痛みとして感じることになります。

 

ですから冷たい水も、甘い食べ物も、歯ブラシの毛先の接触も、全てあの嫌な「キ~ン」とした痛みとなります。

 

よくある原因としては、

 

不適切な歯磨き方法によるもので、歯の根元の象牙質が露出することがあります。要は、強すぎる歯磨きによって、多かれ少なかれ歯の表面が削れてしまうのです。

 

ご自身で歯ブラシの持ち方をチェックしてみてください。ペングリップ(鉛筆持ち)の方を推奨します。

 

 

また歯周病の治療の過程で、知覚過敏が生じることもあります。歯茎がさがったりしてしまうときです。

 

さらに歯の根元付近のエナメル質が溶けてしまうことでも、象牙質が露出して知覚過敏が起きることがあります。歯を漂白して白くするホワイトニング治療でも知覚過敏を生じることがあります。状況によって、注意が必要です。

 

知覚過敏が酷くなった場合の治療法としては・・・・・

 

象牙質の露出している部分で、神経にまで刺激が伝わらないようにして改善できます。

 

 先ほどお話した象牙質にある細い管(象牙細管)を封鎖するのが基本的な治療法です。それには管の中を封鎖する方法と、管の入り口を覆う方法とがあります。

 

管の中を封鎖するには、フッ化物などを表面から塗布して管の中に結晶を形成して封鎖することができます。同じような作用を持つ歯磨き材を使用することで、症状が改善されることもあります。

 

表面を覆うには、歯に接着しやすい材料を使って表面に膜を形成して、管の入り口付近を封鎖します。表面に凹みがあるような場合には、凹みを埋めるようにして敏感な部分を覆います。

 

このほか過敏になっている神経に作用して痛みを感じにくくするという歯磨き材もあります。

 

しかし、確実に知覚過敏症を改善するという方法はありません。いくつかの方法を組み合わせて症状を改善してゆくことことになります。

 

こうした処置を行っても効果がなく、ひどく痛い、しみたあとしばらく痛みが残る、というような場合には、単なる知覚過敏ではなく、歯の神経に炎症がみられることもあり、最悪の場合、神経を除去するという治療が必要になることもあります。

 

最悪な状況になる前に可能な限り予防しなければなりません。

 

 ご自身でできる予防法は、虫歯や歯周病の予防と同じです。

 

適切な歯磨き方法!! 

 

これに尽きます!

 

 

歯の根元の歯垢(プラーク)を正しく除去すれば、歯周病により歯茎が下がって歯の根っこが露出することもありません。

 

知覚過敏がありしみるからといって歯ブラシをあてなくなると、歯垢がつきやすくなります。そうすると歯垢中の細菌が作る酸のせいで歯が溶けて、知覚過敏がひどくなるということもあります。どんなときでも歯垢が歯に付着していることはよいことではありません。

 

さらに注意しなくてはならないことは・・・・・・

自分で勝手に「知覚過敏」と決め付けてしまうと、あとになって困ることもあります。歯がしみたりするのは、知覚過敏のときだけではないからです。自分では見えなくても、歯と歯の間や、つめてある材料の下でむし歯が神経の近くまで進行していることもあります。

 

また、歯に目に見えない程度のヒビ(亀裂)が入っているようなときにも、知覚過敏と同じような症状となります。

 

それぞれに適切な処置が必要になりますから、早めに歯科医院を受診して、きちんと調べてもらって適切な対応をとるべきでしょう。定期検診も大切です。

 

村田歯科医院  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

  カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 噛み合わせ・顎関節症

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